2010年11月17日水曜日

言葉の"貧困"

今年の新語・流行語。その候補語60点を見ています。その中から「大賞」が来月発表されるということですが。


世相を反映しているのか、テレビの影響大なのか。納得!という言葉に出会わない。一年を言い当てる言葉に相応しいもの無し。ネット系用語や略語数多く。しかも哀しい言葉も多し。名ばかり高齢者だとか、無縁社会だとか、終活だとか、待機老人だとか。


"貧困社会"の中では言葉までが"貧困化"してるような。


所詮、消えゆくであろう新語・流行語。なにも目くじらたててあげつらうこともないのですが、カタカナ語の蔓延、略語の闊歩にはうんざり。これらが「現代用語の基礎知識」って本に載るんだから。なんかオカシイな。


まともな日本語は何処へ行ったのだ。


言葉を弄(もてあそ)んでいるのではなく、誰かが作った言葉に多くの人が弄(もてあそ)ばれているような。


文句を言いながら、その60語を覚えようとしているからから亭亭主はやはり変だ(爆)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...