2009年4月25日土曜日

新聞の見出し

数日前の地方紙の見出し。   映画「おくりびと」で技術指導 葬祭会社書類送検へ 。大きい字の二行。なんで映画の技術指導して送検されるのかって。一瞬びっくり。本文読んだら、その技術指導をした会社が不用になった仏壇などを無許可で業者から収集、運搬した廃棄物処理法違反と書いてある。つまり映画にはまったく関係ない話。見出しをもう一回みると三行目にやや小さい活字で、仏壇など無許可収集容疑って書いてありました。たしかに。でも、この見出し、大きな字だけ見たらどうみても映画の技術指導をしたことが罪に問われているように読み取れる。


新聞記事の見出しは整理部というとこがつけるはず。はずーーていうのは今の新聞社の組織機構、まして電子編集などといってパソコンでやっている現場の実情はしらないから。


新聞記事がよまれるかどうかは見出しで決まるってよくいわれました。うまい見出しをつけるべく整理部記者は知恵を絞ったもの。だから「おくりびと」とつければ読者の興味引くだろうって映画を前面に出す。映画に関係してなければボツになってもいいような内容の話なのに。「世間に誤解を与えかねないような見出し」。それの典型かと。映画関係者は"迷惑"被ったことと推察。


この記事、中央紙にも載っていました。見出しは確か、「おくりびと」演技指導の業者、廃棄物処理法違反の疑いーーてなっていたと。これだっていささか紛らわしい表現。札幌納棺協会を書類送検 廃棄物処理法違反で。そういう見出しだけでいいはず。で、本文の最後に、「なお、この会社は映画おくりびとの演技指導もしたことがある」って書くだけで情報は伝わると。


スポーツ紙の、時々はダジャレ入れた仰々しい見出しや「へ」とは「か」とかを小さくして大きい字だけ目立たせる手法は、ま、笑い飛ばせばいいけれど。


本文を読まなくても見出しで記事の内容がわkるようにする。それが鉄則のはず。誤解を招くような見出しはご法度のはず。


たまたま例にあげたこの記事と見出しですが、最近、この種のことを時々みかけます。日本語力の低下かな。


八つ当たり的にいえば、週刊新潮の朝日新聞支局銃撃事件の「誤報」問題。お詫び記事の見出し。「週刊新潮は、こうしてニセ実行犯に騙された」。おいおい、いい加減にしろよ。お前ら被害者かい。読者を騙したんでしょ。騙されたなんて言い訳が通用するとでも。騙されるほうが悪い。


当店も「表現」には気をつけます(爆)。                           



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