2009年9月23日水曜日

記者とパソコンと

最近、テレビのニュースや報道番組を見ていてどうも気になる場面。記者会見場。たとえば首相会見にしても、各省の大臣会見にしても、記者席に林立するノートパソコン。


会見が始まるやその記者さんたちはひたすらキーボードを打っている、叩いている。タッチタイピング。その速さたるや。そこで思うのです。「あんたたち速記者か」って。しゃべっていることをパソコンで記録するなら記者でなくたってできる。記者とは取材する人。パソコンの入力者じゃないと。一言一句漏らさずに"記録"していち早く本社に草稿しようってことなんでしょうか。入力することに一生懸命で話をどれくらい聞いているのか。


話の要点はメモにするけど、しゃべり手の話をちゃんと聞く、表情も読み取る。そういう対峙の仕方をすることによって質問の第二弾や二の手、三の手の突っ込んだ質問が生まれ、初めて取材の目的が達せられるということだと思うのですが。


事前に質問要旨渡してあるから一問一答でよろしいーーー。答えをただ打ち込めば。そんな風に思えて。


いわゆる「ぶらさがり」と称する囲み取材。しゃべり手の前に突き出される録音機、録音機。機械に向かってしゃべっている政治家。さぞしゃべり辛いでしょうね。


つい思ってしまうのです。記者さんよ、あんなたがたは「録音屋さんかい」って。


単に時代の流れ。IT技術の進歩。それを取材現場で活用ーー。合理的取材。一言一句間違えない報道の正確性追及・・・。そう捉えるべきなんでしょうかね。


どうも違う。うわっつらだけの取材、会見としか映らない。


取材メモ帳をポケットから出して書いている。そんな光景見られなくなりました。地方でも。もっているのは大判の大学ノートだし。


ポケットに入るあのメモ帳。うーん、懐かしいかも^^



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