2009年2月26日木曜日

去り際の一言

月一回の坪井病院。「その後いかがですか」。「はい、元気にやっています」。「それはよかった」。「体重減と前立腺が多少気になっていて。夜中に起きる回数ふえたんです」。「一回ちゃんと検査しましょう。次回に」。


担当の先生は禁煙外来も受け持ち。「煙草やめれば良いんですがね。やめられないでしょうね」。「・・・・・」。「余計ちゃんと定期的に検査しましょうね。いやね、こんな話があるんですよ」。


もちろんこの先生のことではなく。ある病院に通っていた喫煙者の話。どうしてもやめようとしない。つい医者が言ってしまった。煙草やめるまでは病院に来なくていいです。その患者さんは来なくなった。数年後その患者が急患で運び込まれた。末期。医者もショックだったとか。言う方も言う方だけど真に受けた患者さんも・・・。止められないなら、ちゃんと検査したり、顔出ししていれば、その患者の表情である程度病気が分かる。という意味なんでしょうが。


いつも亭主の顔を見て話をしてくれています。この前テレビでやっていました。鬱病治療。精神科医を標榜する医者の多くが専門でない。患者の顔を見ることもなく、ただ無意味に薬処方。それも誤処方。医療現場の一面。


先生が面白い話をしてくれました。去り際の一言って話。患者さんは医者の前にくると緊張するのか、自分の病状をちゃんと訴えない。他の病気の話をして診療終わり。ドアを開けて出て行こうとする時、決心したように、あ、言い忘れてった感じで「あ、それと最近胃の具合が悪くって・・・」。その一言を聞き漏らさないようにしてるそうです。「ちょっと待って。そこにもう一度座ってください」。ゆっくり話を聞く。そして検査薦める。胃ガン発見。


こんなケースが多いと先生は言っていました。患者が発する一言を聞き漏らさない。顔をちゃんと見る。そんな医者だってちゃんといるってことを再認識したきょうの病院・・・。ホントの事は去り際かついでのようにしか言えないのか・・・。


病院のハシゴってわけじゃありませんが、明日は東京、慶応病院。これまたいつもの定期検診。きょうの話を慶応のセンセイにもしてみようかな。予約してあってもずいぶん待たされるセンセイ。実は患者さんの話を良く聞いてよく説明してる良いセンセイなのでは。きょうも亭主の事で何人かの後の患者さんの待ち時間多くしちゃったかな.



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