2010年2月18日木曜日

白と黒

また雪であります。いささか飽きました。降る雪を見ながら思い出す谷川俊太郎の詩。


   どんなに白い白も ほんとうの白であった試しがない


   どんなに黒い黒も ほんとうの黒であった試しがない


   黒はすでに白へと生き始めている


黒い地肌が見えていた道路も、屋根も、白へと・・・。白黒の世界がまた・・・。なんで鉛色の空からあんなに白いものが降りてくるのか。白の下に黒が 浮かび上がるのを息をひそめるように待っている。


世の中、なかなか白黒つかないことばかり。小沢問題も、党首討論も、トヨタ問題も。みんな白と黒の間の灰色だらけ。景気も晴れ間は見えそうもなく。


バンクーバーの観客のカラフルな衣裳が美しく見え。かたや日本は白のシャツに黒い服のひとがあふれているようだし。


同じ盤の上で争う将棋と碁。将棋の駒にはそれぞれ役割がある。碁はどれを取り出しても同じ白と黒。役割は決まっていない。打ち手が役割を与える。人生オセロゲームか。いきなり変わる白と黒の世界。


我が家には白と黒が二匹。白はいつも白く、黒はいつも黒い。白が黒くならないように雪の間は外出無し(爆)。



0 件のコメント:

欲望の五輪、社会正義に反した五輪

  去年、首相だった安倍は言った。 「完全な形の五輪にする」と。   菅は言った。「コロナに人類が勝利した証としての五輪開催」と。   どちらも“実現”していない。   コロナ以前の五輪は「復興五輪」と位置付けられていた。聖火リレーなるものを出発地を福...