2010年2月19日金曜日

これも「げんかつぎ」

久々繁華街へ。それほど繁華していない昨今。居酒屋。広い店なのにお客は二組。ご時世ですな。大変だと思う飲食店。


で、近くには新しい店がオープン。前が何だったのかは思い出せず。花輪がずらり。「○○さん江」。そう例えば「祝、開店。からから亭さん江」という具合。普通の言葉なら「江」でなく、というか「江」の意味がわからん。「へ」と書くはずなのに。


これって、たしかに「へ」なんですが、そこが商売の験担ぎ(げんかつぎ)というか。「へ」だと「屁」なる。屁にもならないってことになりそうで縁起が悪い。で、「江」という字をあてたとか。日本語の妙というべきか。粋というのか。


げんかつぎ。漢字をあてると験担ぎ。縁起をかつぐってのが由来。えんぎを反転させて音韻が変化。「ぎえん」が「げん」になったとか。反転読み。昔はその筋の業界用語。


それはともかく。なんで「へ」が「江」なのか。水商売だからサンズイがいいてことなのか。「へ」は「ヱ」もあれば「会」もあるのに。


たとえば「住之江」なんて屋号付けたら「江」がだぶる(爆)。そうだよ。なんで東京は昔は江戸だったのか。「へ」と「江」。どうでもいいことに悩んでいた昨夜の数分間(笑)。



“チェルノブイリ”異聞

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