江戸の治安を一手に守っていたお奉行さま。北町奉行、南町奉行。さかのぼれば大老の補佐役。奉行の下には与力、同心、岡っ引き。ほいきた合点承知と十手鳥縄。
三奉行と言えば町奉行に勘定奉行、寺社奉行。五奉行という時代もこれあり。諸藩や幕府の要職。
とかく政治家は大時代的なものの例えがお好き。竹下派七奉行。さて誰が名付けたか。マスコミか。しゃれっ気のある政治家が居て、それをマスコミが戴いたのか。小渕、梶山、橋本、羽田、渡部、奥田、小沢一郎。お元気なのは恒三さんと小沢くらいか。
誰が名付けたか黄門さま、渡部恒三。やたらに印籠ふりまわし。おいおい、政治は講談の世界じゃないんだよと言ったことも。東北のケネディーと標榜して登場した恒三さん。もう昔話。ケネディー転じて黄門さまに。そして調子にのって民主党に七奉行なんてのを置き。奉行にされた人は本心どう思っているのか。やめてーくらい言えばいいのに。悪乗りマスコミは小沢と距離を置く「大物」ということでなにやら持ち上げ。恒三さんは「次代のホープ」ってことで名付けたらしいんですが。野田、玄葉、仙石、岡田、前原、枝野、樽床。
奉行が仕える殿様って誰なの。大老って誰なの。将軍って誰なの。大岡裁きをやった越前の守は有名だけど、裁きをやったのは事業仕分け人だった枝野くらい(笑)。
折から極寒。鍋の季節は続きます。鍋奉行ってのはつとに有名。あく取り代官って誰?あくーは悪。越後屋からワイロもらったり。勘定奉行はカネの集計。鍋が出来上がるのをひたすら待っている待ち(町)奉行とか待ち(町)娘ってのも登場するのが鍋の世界。
七奉行よりも七人の侍って黒沢映画で呼んであげたほうがいいのかも(笑)。奉行はおれど裁きは無し(爆)。