やれやれ、やっと総選挙の日が決まり。やれやれ、やっと麻生くん決断。
やはり真夏の選挙ですよ。灼熱地獄の中での選挙戦。むかし政局話をしているときには、選挙の日を決める要素に真夏は避けようって意識がありました。政治家の方に。「死人が出るよ」。生半可ではない選挙戦。申し訳ないけど70歳以上の候補者にはきつすぎる。
きのうの都議選。国政と地方選は無関係なんていう無神経な事を、一番関係があると思って居る人が、逃げ口上で言って来た。都政の問題や石原知事への"信任"っていう要素もあったでしょうが、要は自民党という政党が拒否されたってこと。麻生クンが親玉でなくても同じだったかも。
少なくとも今の自民党は終わっているのです。「降ろし」だ、「前倒し」だ。わけのわかんないこと言ってる人達も、タレントさんを担ぎ出そうとした人達も、それこそ「断末魔」の動き。のたうちまわる不様な姿。
都議選の中で聞こえて来たのは誹謗中傷。悪口ばかり。国会議員が応援に行って叫ぶのは「民主に政権担当能力が無い」ってことだけ。政権担当能力って何?。官僚を味方に出来るかどうかだけでしょ。言いなりになるってことでしょ。
東京都の住民、生粋の江戸っ子、東京人なんてもう少ない。地方から多くの人が憧れて集まって来た虚飾の都。日本全国から人が集まってきて、選挙権を持っている。要するに日本の「縮図」なんです。
都議選の結果は国政選挙にそのまま反映される。自明の理。
来週の解散までどんな動きがあるのか。明日から皆さん選挙区へお帰りなさい。田の草を耕しなさい。都心のホテルで冷房の中で謀議を凝らしても、酷暑が待っている。帰りなんいざ田園まさに荒れなんとする。麻生のクビをすげ替えても田の肥やしにもならない。
自民党に「NO」が突きつけられている。自覚、自覚。ひょっとして党が割れる可能性もあり。ならばそれはそれでよし。政界再編を視野に入れて。
キリンビールとサントリーに経営統合の動きありとか。業界再編。選挙運動で疲れたからだを束の間ビールで癒して「再編」にも想いを致してはいかが・・・。