2009年7月21日火曜日

麻生さんは善い人だった・・茶番劇は続く

やっと衆院解散。万歳!万歳!、、いや議場の話ですよ。なんとなく緊張感の無い解散。これまで何度も解散シーンを見てきました。「紫の袱紗」を官房長官が持って議場の扉から表れると議場はどよめいたもの。ウヲーという声。それもなかった。なんかお義理というか慣行というか、万歳、バンザイにもあまり気勢が感じられず。バンザイしなかった議員さんも居たし。麻生くんもしなかったような。直立不動。心中に去来するもの如何。


淡々として開かれた本会議。朝の閣議。全閣僚なんなく署名。挙動不審だった与謝野さん。「開かれた場で反省するなら署名する」。両院議員懇談会は突如「公開」に。麻生くんの"決断"だとか。与謝野さんいわく。「麻生さんは善い人だった」。


「今日の事態招いたことを反省している。力不足だった。申し訳ない」。とにかく殊勝な麻生くん。殊勝な首相(笑)。紛糾すると思いきや、ガスも出てこない遠吠えだけの40分足らず。


最後の締めに。「ここにいる衆議院議員の皆さん、必ず戻ってきてください」。麻生クンうっすら目に涙。声を詰まらせるように。はじめて見た太郎の涙。麻生さんはやはりいい人だった(笑)。バッジはずせばただの人・・・。


終わって見ればすべてが茶番劇。テレビや新聞がおもしろおかしく伝える永田町劇場はテレビタックルをしのぐ茶番劇だった。


反省だけなら犬でもしてる。我が家の犬はしてますよ。麻生クンが「反省」と言った途端にすべてが許されちゃう。反麻生で気勢を上げていた人達は去勢された犬の如く。一致団結。美名に身を隠し。団結して勝てるのはサッカーや野球。選挙は団体戦じゃない。個人戦。


11時30過ぎに麻生くんをちょっと見直し、12時過ぎには枯れ尾花自民党の正体を見さされ。


万歳!万歳!選挙だ選挙だ。お祭りだ。初めての夏祭り。本会議場での「万歳三唱」。未だもって「何故???」に定説無し。


万歳の意味を二つだけ。一つは目出度いこと、祝うこと。もう一つはお手上げ状態。どうにもならないってこと(爆)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...