2009年7月16日木曜日

「音」あれこれ

犬を連れての早朝散歩。うしろから何やら「気配」が。音もなく車が忍びよっている。音に敏感な犬もその本能で関知出来ないのか。ハイブリッドと称する車がバカ売れ。低速時はモーターで駆動。車のエンジン音が聞こえない。事故につながる例もあるとかで警報装置を検討するとか。クラクション代わりの物にするのか。住宅地でいきなりクラクション鳴らされたら。飛び上がるようにびっくりする。突然鳴らされたらそれこそ心臓に悪い。(爆)。


車に騒音ってつきっもので良いじゃないですか。例えばホテルで朝窓を開けると車の騒音がいきなり飛び込んでくる。音と共に日常と生活と活力と一日の始まりを感じる。


静かさを追求した車。科学技術の進歩はそれを可能にした。研究者の勝利。しかし、研究開発者の勝利が社会生活とマッチしているのか。細い道まで走り回るバイク。この騒音。むやみに鳴らされるクラクション。人をイライラさせる。あまり見掛けなくなった暴走族。彼らはあの騒音を楽しんでいた。自動車レース。まさに騒音の競い合い。


静かな車が売りのハイブリッドカー。静かな車内で何をするのか。同乗者との会話を楽しむのか。車の中をオーディオルームにするのか。静かさに潜む危険。エコがもたらす危険。


昨夜郡山の有名チャンコ店である送別会。駐車場にはハイブリッドカーがそこそこ並んでおり。店に入ると・・・・。団体客の群れ。その騒音たるや。飲めば飲むほど高くなる声。当方、注文はおろか隣席との会話もままならず。宴席での騒音はその場限りか。車内にまで持ち込まれるのか。


新幹線。休息の場と心得る亭主。なにより煩い車内放送。車掌の案内放送から始まって、NREとか称する車内販売を告げる女性の声。しばしなりやまず。新幹線の車両は工夫に工夫を重ね騒音を無くしていこういと努力。車内は騒音の渦。車内放送終わると声高に会話する輩。隣の人との会話になんでそんなに大声が必要なの。


車内放送、駅の構内放送が原因で傷害事件にまでというニュース。


静かさと騒音と生活音と。どう折り合いをつければいいのか。車に限って言えば、その技術の進歩が、かえって人間生活をおびやかしているような気がして・・・。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...