2009年11月11日水曜日

仮面逃走劇

昨夜のニュースは凄かった。森繁久弥さん逝去。まさに天寿まっとう。残念ながら致し方なきこと。人の世の定めとて。合掌あるのみ。


若いイギリス人女性の死体遺棄罪で手配中の市橋某逮捕。整形手術繰り返しの仮面逃走劇。終幕。最近公開された手配写真が決め手のよう。逮捕後移送中は警察がかぶり物させて顔窺えず。なぜに隠すのどうせ仮面なのに。やはり人権ってこと?事犯によっては市中引き回しの如くわざと顔あげさせるって時もあるのに。


仮面の正体見るのは公判になってからなのか。送検時にも多分隠すだろうし。2年前の事件発覚時、警察官に抵抗して逃げたやつ。初動ミスの千葉県警。なんともだらしがない警察官。大柄な男とはいえ取り押さえられなかったなんて。


きのうの逮捕時。おとなしく連行。なにやらもう疲れ切っていて寝込んでいたとか。抵抗能力無かったのか。市民の通報でかけつけた警察官。最初は二人、のち4人に。元気だったらまた逃げられたかもよ。


今朝のスポーツ紙。懸賞金、報奨金の話題に。通報者は別に懸賞金狙いじゃなかった。どうも腑に落ちない懸賞金とやら。遺族がかける場合もあるし。西部劇じゃあるまいし。wanted!って。懸賞金目当ての輩が主人公の映画はあったけど。なんか警察の無能力を表してしまっているような。


フェリー会社の人が貰うのか。大阪の建築会社員か。名古屋の整形医なのか。どうでもいいことだけど気になるわけで。


仮面逃走劇と言えば、なんであの男を何人も殺したらしい34歳の女と35歳の女の名前や顔写真を公開しないのか。少なくとも一部週刊誌だけの名前報道。匿名報道、匿名社会の中で、どこかで顔や姿は防犯カメラに写されているっていう不思議な国ニッポン。


昨夜はカメラの前に顔を出して語った"仮面野郎"の両親。きょうの会見は顔無し。両親のありよう、潔しとするのか否か。


阿鼻叫喚の様相だった昨夜の新大阪駅。殺到する報道陣とやら。あの怒鳴り合い小突気合いのシーンは事件の本質を仮面化させるような気もして。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...