2010年4月6日火曜日

失望という名の電車

昔あった映画。欲望という名の電車。それをちと拝借して「失望という名の電車」。そう、今の日本人はそんな電車に乗り合わせているのかも。


政権を獲りたい。そんな欲望に満ちた人が束の間欲望を満たし。それに希望を託した人達はことごとく裏切られ失望に変わり。電車は鈍行、運転手も車掌も期待はずれ。手腕こころもとなく。行き先も表示されてない電車。もしかしたら「破綻駅」行きか(爆)。


旧政権にも失望が渦巻き。かつての政権党のイメージはどこにも無く。第三極という、たしかにあり得べき線路を求めて新党、新路線をと連結器を離して違うレールを走ろうとする電車まで現れ。


転轍機をはずして、路線を変えようとしてみたものの。お客は誰もいない。こんなはずじゃなかったのに。おれが手を挙げれば、行動すればもっとついてくる奴はいると思っていたのに。そうなんですよ。同情したり、不満はあっても寄らば大樹の陰って思想はなかなかぬぐい難し。振り返れば誰もいない・・・。


「老人党」とまで揶揄される始末。老人よ誇りを持て(笑)。4人に一人が高齢者という電車の乗客。若けりゃいいってもんじゃ無いって。とはいうものの。行き先ははっきりしないこの「老人列車」。所詮は参院選までの徒花(あだばな)、廃線の憂き目濃厚かとも。


失望という名の電車。ダイヤ含め大幅な再編があるのならいざ知らず。小党乱立。合従連衡。途中下車の人も出るかも。


「平沼新党」騒ぎに乗せられているメディア。刻一刻とその動きを伝えることに腐心。所詮「たった一人の反乱」でしょ(笑)。もっと伝える事あるはずと。とにかくこの新党、民主憎けりゃ古巣まで憎いってことか。


なんだかんだと申し上げても。今日もその電車は走り続けているようです。自動制御装置はずれたかのように。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...