内閣府が調査したという幸福感。幸福度。日本人の。10点満点で6,5であり、欧州に比べると低い。20位くらいに相当するとか。
どういう調査方法かはさっぱりわからず。この調査の「名前」もメディアによってバラバラ。読売、日経は「幸福感調査」。朝日は「幸福度調査」。「感」と「度」。どっち。どっちでもいいけど。主旨はGDPなどの経済指標以外に国民生活の実態を把握するために幸福度という指標を設けていこうということらしく。その為の調査とか。
一番要望が多かったのが「年金の安定」だったと。社会保障が進んでいる欧州と比べればそれは見劣りするに決まってる。多分、お役所仕事。昼間、無作為で選んだ家庭に電話かけての調査だったのではと推測。マスコミの最近の世論調査と同じ手法。電話調査。昼間在宅している人って。主婦か老人でしょ。そりゃ年金とくるのは当たり前。
しかし、まあ、政府の「調査結果」によくもこれほど飛びつくマスコミ。ワイドショーは悪乗りの気配(笑)。
「最大多数の最大幸福」。民主主義の要諦だと学んだけど。今、日本国民はものすごく不幸なんです。何が不幸か。信頼に足るリーダーがいないこと。政治が余りにも貧困・劣化してること。国の行く先が見えないこと。最大の不幸なのであります。毎日の新聞、テレビ見ながら一喜一憂どころか、一憂一憂していること。どこからも幸福感なんて伝わってこない。
幸福とは何か。そんな"哲学的議論"をする気は毛頭無し。
「寝るほど楽はなかりけり」。布団に大の字になって「ああ、幸せ。幸せ。」って昔の年寄りはよく言っていた。今や亭主も同じ心境。寝る場所があって、とにかく寝られる。熟睡してるかどうかは別にして。それだけでシアワセ(爆)。