なんとも陳腐なタイトルでありますが。
タクシーの減車の報道。福島県でも減車やったか、やろうとしているか。とにかく全国的にタクシーは供給過剰のようであります。
郡山駅前でも客待ちのタクシーが並んでいる、並んでいる。多いことは間違いない。
国の行政の立場からみたタクシーの台数。タクシー会社かたみた台数。運転手から見た台数。客から見たタクシー問題。その立場によってさまざまな見解が。
しかし、究極は「客」をどうする、どう思うってことと。
バブルの時代の銀座。タクシーが道路埋め尽くし。乗れない。無線で呼んでもこない。タクシー難。短距離乗車は露骨に嫌な顔をされ。拝み倒して乗せていただいたタクシー。
いつの間にやら・・・。企業の接待減り、タクシーチケットは廃止され、とにかく利用者は減っている。「健康のため」と自分に言い聞かせ歩く。自転車にする。その他いろいろ。
たとえばの話。我が家から駅前までタクシー。2,000円。往復4,000円。車で行ってどっかの駐車場にとめて、いや事務所にとめて歩いて10分。酒飲んで帰りは運転代行。1,700円。どっちを選択。代行と相成る。
時々利用するタクシー。運転手さんに聞く。月収は10数万だとか。これじゃ生計維持できない。兼業者がほとんどとか。
世の中需要と供給のバランスというものの。
運輸政策と市民感覚と経営感覚。これが一致してこない。減車になれば乗務員数も減らされるのか。経営は圧迫されるのか。まともな給料もらえるようになるのか。利用者の利便性は・・・。
航空業界も格安航空会社がもてはやされているとか。
「立場」によって何をどう見るのか。難しいですな。検察も、尖閣も然りかと。