悪女の深情けっていうか、なんていうか。うまいたとえはみつからないのですが。風邪が一向に治る気配をみせてくれません。とりあえずからから亭開店させねばと。
ある人からメール。「きっと居心地がいいから風邪さんが居座っているんでしょう」って。褒めてくれているのですが、どうも・・・。
この長引く風邪、今季の流行のようだとも。回復力は著しく低下している実感。薬効あらず。寝るのにも飽きた(笑)。でも突如眠くなったり。
抜けるような青空。さわやかな風、空気。体内、頭脳さわやかならず。迫る原稿締め切り。秋の気配、より忍び入り。田はほとんど稲刈り終了。刈り取られる前の稲穂、皆、頭(こうべ)をたれていた。実るほどではなく、夏バテ状態で。体から倒れれ込んでいた。
刈られたお米。結局品質劣化、劣化と言ったら申し訳ないか。品質よからぬ様子。稲作農家大打撃とか。とにかく農家は大変。JAも打つ手を持たずというありさま。
消費減退にもってきて「不作」では。戸別補償制度の是非論まで。新米より備蓄米の方が値段も高く美味いとなったらどうすんだい。新米って「季節の御馳走」だったのに。
長引くのは風邪だけに非ず。農業政策も曲がり角に来て曲がれぬまま。不況も長引く、円高も長引く。中国の威嚇、恫喝も依然続く。長引きそう。
おっと、飛行機雲が長く尾を引くように・・・。この絶好な秋の光景、気候だけは長引いてほしいのに。長引く風邪は健保財政悪化に作用させていると自己嫌悪なり(笑)。