世の中の速さ、スピードについていけない(泣)。
たとえば、ニュース。凄いスピードでニュースなるものが伝えられる。昨日まではニュースだったものが、きょうはもうニュース、話題で無くなり。その出来事について考えているうちに、次の考えねばならない事象が・・・。ついていけないのです。
それだけニュースが多様化しているのか。生まれるのか。つくられるのか。伝達手段が発達したからか。
まるでパソコンの「ゴミ箱」に入れるっていうワンクリックの作業のように。消えていくニュース。戸惑い、めまいまで。
IT機器とくくっていいのかどうか。iphoneにipad。昨夜の塾。両方持ち込んで活用している若者も。羨ましいという羨望の気持ちありともいえ、使いこなせないという自己能力の限界も悟り。液晶画面に単音だけどピアノの鍵盤出てきて音楽を奏でることまで出来る。
技術の進歩、スピード。ついていけない。それがあることを知ることで精いっぱい。
それに引き換え。風邪の治るスピードは短くなった。長引く風邪。アナログ風邪かい(爆)。
時間は誰にでもどこにでも"平等互恵"で流れていて、それは悠久の歴史に比べても同じなのに、ものすごいスピードで去っていっているような。
老いも若きも「時がたつのが早い」と嘆く。
みんな速さだけを求めているような。速さの違う時計ってのがあってもいいのに。
きのうの塾。「死と文化」をテーマに。故事や風習、伝統をもとにした話をしたけど、今の世のスピード感と死との関連については思いを致さなかった。難しすぎるし。
デジタルという手法のもとにスピードと便利さを手にした我々。その「わな」に気づいているようないないような。
秋空はアナログの光景。デジタルカメラで撮るなって(爆)。