2013年11月14日木曜日

「友情ある説得」と「理由なき反抗」

もちろん映画の内容と、たまたま借りたタイトルとは無関係なのだが。
不思議と昔、多感な時代に観た映画の題名はよく覚えており、しかも、ま、誰かの勝手な和訳だとしても、不思議に普遍性を持っているようであり。

宗教とは無関係だが、いや、友情ある説得の内容がそうであるから、小泉純一郎の「脱原発発言、原発ゼロ発言」、それは愛弟子安倍晋三に対する友情ある説得なんではないかとも思う。

小泉発言は、この際、裏読みしたり、真相は・・・などの下衆の勘繰りなんかはやめた方がいいと思う。ただ、行間にあるのは、言葉について行間というのもおかしいけれど、政治的にいうならば、「脱官僚」のメッセージも込められているのかなとも。

いま、その環境の中で、自民党の中でも“本音”が言えない議員が居る中で、「原発ゼロ」を言えば、歴史に残る名宰相になるという“友情ある説得”。

安倍はその“真意”はわかるまい。

子供でもわかる「論語」のお話。
“過ちて改むるに憚ることなかれ”。一応、小泉は自分の過去の「過ち」を認めている。学んで過ちに気付いたのだと思うけど。いまさら「政治的野心」があろうはずも無く。

それにしても小泉を支えていた飯島勲は、安倍に取り込まれての内閣参与。北朝鮮に行ったけど、その後は・・・。

安倍と小泉の仲をとりもっていると思いきや・・・。

過ちて改めざる それを過ちと謂う。そんなところかな。

安倍夫人が道新、北海道新聞社の講演で、「原発輸出反対、消費税引き上げ反対」を言ったという。旦那にも言ったけど聞く耳持たなかったたとか。
これって「理由なき反抗」、いや「理由ある反抗」。

自分が経営している小さな店は消費税引き上げになると困るって。うん、「理由はある」んだな。

でも、これって額面通り受け止めていいものやらどうやら。”援護射撃”のような気もするし。
「家庭内野党」だけはあてにないない。そんな事例を見て来たでしょ。つい3年前も。


自民党の大島前副総裁がきのう福島県入り。郡山のホテルで関係12町村の首長集め「説得」を始めた。
前日は県知事「説得」。
そこに「友情」があるかどうかともかく。彼の選挙区青森だって“原発”、“再処理施設”を抱えている身なんだけど。

話し合いに応じた各首長。反応はさまざまと言ってもいい。異を唱える人もいる。それは「理由なき反抗」ではない。確たる事実。住民の声を知っているから。

だから冒頭の話に戻る。“説得”に耳を貸さない安倍こそ“理由なき反抗”をしているのではないかと。彼が再稼働に挙げる理由は、もはや理由ではない。理由として通用していると思っているのは大きな勘違い。
“じゃじゃ馬女房”の手綱を握ることは出来たのかな。

冗談めかして書いてきたけれど、要するに「他人事」であるのか「自分の事」であるのか。

この論議とて難しい。自分の事とだけ捉えている人には他人が見えない。他人とはつまり、一つの例が原発作業員。

東京が危うい、脱出すべきだと力説する人がいる。あのね、仮に4号機の燃料棒取り出しで事故が、大事故が発生したら、もちろん新たに放射性物質は大量に拡散される。でもね、その前に、現場にいる作業員は確実に死ぬ。
3,000人が死ぬ。

誰かがどうにかするだろう。そんな”楽観主義“に身も心も委ね、「イイヨルの会」なんてのを作り、毎晩飲んだくれ、酔眼を酔顔を晒している人達もいる。

そのいう人たちには、そういう理由でボクは“反抗”する。

原発被災者に「とてもイイヨル」なんて言うのは無い。甘言を持って、うまい汁を吸おうと「言い寄る」輩はいても・・・。

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