2014年6月28日土曜日

「集団的自衛権」のから威張り

週末、一番苦労しているのは公明党の国会議員ではなかろうか。
選挙区に帰り、支持者と話し合う。勢い、話が集団的自衛権のことになった時、なんと説明しているのか。すでに党の幹部は自民党との「言葉遊び協議」で、大方「合意」に達している。それを危惧する一般議員や党員、支持者。

与党協議の自民の責任者、高村副総裁は言っていた。
「公明党の幹部、プロとの間では議論は熟している」と。そうかなるほど。

安全保障にかかわるプロというのは「も」を「が」に替える、テニオハの話が出来る人っていうことか。

集団的自衛権が根拠となる場合“も”ある。根拠となる場合“が”ある。

「プロ」ってのはなんだい。専門家ってことか。そうだな。今、この国に跋扈しているのは「専門家」という人たち。

テレビも新聞も、何かあると必ず「専門家」の意見を載せる。登場させる。だいたいが「学者」。

ちょっと振り返って見てくださいよ。何とか懇談会。有識者懇談会。第三者委員会・・・。メンバーに名を連れねているのはほとんどが学者。大学の先生。

原発に関しては、その「専門家」がいかに無能であり、役立たずであり、“被害者”を戸惑わせたのは専門家だったということ。
民主党政権が多用した悪しき風潮がはじまりであり。

政治家って、議員さんて、政治のプロなんでしょ。多くはアマチュアが政治をやっているということなのだ。それを問わず語りに言ったのに等しい。

たしかにそうだ。政治は完全に劣化している。レベルが低下している。質が落ちている。政治家の。
だから、そこに“優秀”な官僚が付けこむ。官僚の入れ知恵作業は完璧に実行される。官僚の言いなりになる政治家。

高村はカサにかっかていう。
地方議会が集団的自衛権を憲法解釈の変更によって認めることに疑義を呈する意見書を出すと、「日本人であれば、地方議会であっても慎重に勉強してもらいたい」と。

凄いね。この空威張り。

簡単な話をわざと難しくして、そう、まさに煙に巻くようにして押し通す。閣議決定に持ち込む。それは一つのプロセスだという。その先には、集団的自衛権を行使するためには、10本以上の法律を国会に出す。そこで十分議論が出来る。議会制民主主義にのとっているという。

あのね、いくら国会に法案出しても、それは全部、「強行採決」すれば済む話し。国会で国民的議論だなんて言ったって、今の野党の体たらくからみれば、与党の意のままってこと。

目くらましの連発だ。

新たに提示され、公明幹部が嬉々としてのんだ新3要件。「密接な関係にある他国」。それってアメリカのことでしょ。

どうも疑問なんだ。アメリカがはたしてどこまで”集団的“を強く要請しているのか。忖度してるだけじゃないのか。

アメリカは今の憲法を「押し付けた」と彼らは言う。戦後レジームからの脱却という旗印を掲げ。押し付け憲法の最大重要条項は第9条。戦争放棄。交戦権の放棄。押し付けた側が、一変して解釈改憲しろって言っているのか。

今の憲法を「押し付けた」アメリカに尻尾を振る。なんかおかしくはないのかな。
対米追従はよろしくないと言って来たはずなのに。解釈改憲にアメリカの意向を巻き込む。それって矛盾してないのかな。

ま、己が主義主張を通すためには、なんでも「利用する」ってことなのかな。

百歩譲りましょう。“プロ”だけで、世の中動かしてはいけないよ。一握りのプロ、大半のアマチュア。アマチュアをどう納得させるかって言うのがプロフェショナルの“お仕事”なのではと。

そしてプロを気取ったアマチュアの存在があるということ。

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