2014年6月18日水曜日

「足元を掘れ」ってこと

今日、やっと除染業者さんが登場。“実地検証”して“段取り説明”。
作業はまずは雨樋から。そして土の部分、コンクリートの部分といくらしい。
実際の作業開始は来週以降・・・。

先日の線量計測データ。庭は、芝生だった部分は、未だ、0,4μあったとか。
近所の子供さんたちは表のコンクリートの上で遊んでいる。ボール遊びにしても。あまり庭では遊んでないが。

4μ。あまり気持ちのいい話、数値ではない。樹木の剪定のことやら芝の張替のことなど、もともろ打ち合わせ。剥ぎ取った表土は地中に保管。穴は1,5メートルの深さとか。

土が掘り返されるということ。


観天望気、民間に伝わる古からの、いわば「お天気占い」のようなもの。
スーパーコンピューターでも予報が当たる確率は80%くらいだという。
そうだよな、消えたはずの台風がまた復活しているんだから。

観天望気、漁師や農民にとっては、残りの20%を補う確かな天気予報だったのかもしれない。
「夕焼けの次の日は晴れ」「太陽や月に輪がかかると雨か曇り」。そんな言い伝えから始まって。

一昨日の東北地方を中心にしたそこそこの連続地震。昨日も、今日も、日本各地である地震。

4日前程か。地震雲の写真を載っけている人が数人いた。観天望気の項目に地震雲のことがあるのかどうかは知らないが、どれが地震雲なのかもわからないが、たまたまの符号かもしれないが。民間の伝承、知恵を軽んずべからずというとこか。

地震大国。原発と地震。再稼働やめても、そこに核燃料がある限りは不測の事態は十分ありうる。1Fの4号機がその証左。運転中止中だったが。
だからね、根性曲がりの亭主は言う。宇宙開発に巨額の資金を投じるより、「夢」を追い求めるより、まずは現実の、それこそ人の生死にかかわる地中の研究にもっと、もっと意を注ぐべきなのだと。

海底も火山も。

西ノ島では、今も溶岩爆発が起きている。海底の変動と地震の関係はいかに。
富士山の爆発が言われている。近々、静岡や山梨、神奈川で「避難訓練」があるとそこに住む知人が言ってきた。

桜島だって、昔からそうだけど不気味だ。雲仙普賢岳の溶岩流は記憶に新しい。
逃げようにも逃げられなかった犠牲者。

民草はどっかでおびえているんだぜ。


さてさて、政界の観天望気。言ってみれば結論ありきの猿芝居と断じましょう。
大の大人が集まって、「おそれ」の解釈巡っての“言葉遊び、そしてたぶん今日は”文字遊び“。

安倍がね、こうといったらそうなるのが今の政界。五里霧中なんてとんでもない。暗雲すら垂れ込めていない。
伸晃くんの「金目」発言。野党は怒ったような恰好しているけど、不信任や問責突き付けても自公で否決して終わり。

“上司”からのお咎めも無し。だって咎めようがないさ。自身がそう思っているんだから。

政治家は、今の政治家は、「足元掘ってほしい」のだよね。政治の原点を掘り返して欲しいんだよね。

集団的自衛権を発動する戦争。それは海外。いま、「国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求権が根底から履がえされるおそれ」ってのは、地中にあるんだとも思う。
地中を掘ったら、”汚染土壌“が埋設されている。しゃれにもならない。

「汝の足元を深く掘れ、そこに泉湧く」。そんな“名言”に惹かれていたけど。
でも、そうなんだよな。足元深く掘らないと。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...