2010年9月3日金曜日

小沢にすり寄るメディア

非常に無口な男がいました。いつもほとんど喋らない。しゃべっても一言二言。いつも仏頂面している。


その人がある日かなりしゃべりました。しかも笑顔を見せて冗談も。周りは大騒ぎ。「しゃべった、笑った」。とたんに人気者に。


いつも喋りまくっている人がいました。ある時その人が無口になった。「どこか体の具合でも悪いんじゃないの」。避けるようになる。


こんな光景、皆様の身の回りにもありませんか。身に覚えはありませんか。


代表選に立候補してからの小沢くん、よく喋ります。色をなすこともあるけど、きわめて饒舌。笑顔さえみせる。


今朝のスーパーモーニングに出演した小沢くんはまさのその極致。しゃべり、笑い。民主党の議員さんもびっくり。「あの小沢さんがあんなに熱く政策を語るなんて」。


「すべてを変えるためには自分が変わらなくてはならない」。数年前小沢君が吐いた名文句。他人の受け売りですが。またぞろ、今度も変わろうと努力しているのか。少なくとも表面的には。


政治家ってカメレオンかい。


小沢節を拝聴していたテレビのレギュラー出演者。「あんな小沢さんの生の声を聞かれる場にいてよかった」だと。ばかばかしいにもほどがあるって。


小沢のご機嫌伺い、すり寄り。なんか"教祖さま"扱いのよう。"神話"をくつがえし、あらたな"神話"をつくろうってか。小沢戦略。なかなかの演技者だなって。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...