2010年9月10日金曜日

「シャツはズボンの中に入れなさい」

いわゆるTシャツでも、Yシャツでも、ポロシャツでも、ズボンの中に入れる。そういう装いが正しいとされてきました。そう親や先生に言われて「きちんとした服装」をしてきました。


ゴルフ場でもポロシャツは裾をズボンの中にしまうのが正装。ダランと着ているのはマナー違反でした。


子供のころの運動会。上に着ているものは運動ズボンの中に入れていました。パジャマも上着をズボンの中にしまい。それのほうが腹を冷やさないし。


いつの頃からか。シャツを上に出すのが流行りになったようで。もうずいぶん前。病院に入院した時。患者さんは皆パジャマの裾を上に出している。これには驚きました。初めての体験。はい、上に出して着ていましたよ。違和感感じながら。


とにかく今はシャツはズボンの中に入れない。上に出す。それが当然のように。スーツの時のワイシャツは中に入っているようですが。亭主も世の流れに従い。家にいる時や散歩の時は、Tシャツから何から裾を出しています(笑)。シャツをズボンの中に入れているのは学校の先生の運動着姿くらいか(爆)。


何のCMだったか。電車の中でキチンとした格好の高校生が本を読んでいる。同級生らしいのが乗ってくる。シャツを上からたらし。ズボンも腰まで下げて。とたんにその真面目そうな生徒もシャツをあわてて出す。


スポーツジムでのおじさんも今は皆シャツは上から出している。お姉ちゃんはおへそ出している。


「服装の乱れは心の乱れ」なんていわれて育ったけど。やはりCM。キムタクがおじいちゃんに言われているのは服装ではなく「部屋の乱れは心の乱れ」。


シャツ一枚の着方も時代によって変わる。あのずるんとした男の子のファション、だらしないとしかみえないんだけど。彼らにすれば格好いい。


大人が若者の真似をする時代。シャツはズボンの中に入れたほうがなんとなく身が引き締まる思いがするのですが。


あまり意味のないきょうのからから亭。秋風のなせる業か(爆)。



“チェルノブイリ”異聞

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