2010年9月21日火曜日

「秋霜烈日」はいずこに

たまたま先日書いた検察官のいわば矜持、愁霜烈日。むなしい限りであります。


朝日新聞のスクープ。大特ダネ。久々新聞の新聞らしさを見た。お見事であります。


村木元厚労省局長の郵便不正事件。大阪地検特捜部の前田恒彦という奴が証拠品のフロッピーディスク改竄していた。とんでもないというか許せないというか。検察庁とは「罪人」をつくりあげるところと見たり。


検察庁総懺悔。前田は「処分」程度では済まされない。徹底的にやらねば。まともな検察官の中には無念の涙ながす者ありとか。特捜解体の勧め。特捜とは特権階級捜査部との異称も。特権階級をやるのでなく自分たちがそう思ってしまっている。


亭主の知人に検察官おり。特捜に行きたがっていた。検察官は概して功名心の塊。大きなヤマ一つあげれば出世。自己満足。パソコン駆使してデータ改竄し、証拠にしようとは。盗人にも五分の理というがこの件、一分も「理」はない。


前田恒彦。大物を担当してきた経歴ありとか。守屋防衛庁次官とか田中森一とか陸山会事件の秘書とか。どうりで。みな公判で否認する。


法治国家日本はこういう奴らによって維持されているのかと思うと・・・・。正義ってどこに。


正義ついでに。尖閣列島沖での中国漁船と海上保安庁船との衝突事件。この中国の反応っていったいなんだい。とんでもない「覇権国家」。政治問題にすぐ民間を巻き込む国。日本を抜いた経済超大国。


中国市場に参入して大儲けした企業、大儲けを企んで居る人達・・・。さてさて困っているでしょうな。中国人に物を買って貰い、景気浮揚の一助としたいとしていた政治家含めて関係者。めんくらっているでしょうね。


「領土問題」。宗教戦争を除いてあまねく国際紛争の火種。それはかっての我が国とて同じ。人類はどこまでも領土欲が強いのであり。


北方領土、尖閣。我が国が抱える領土問題解決の道筋は付け難し。されど乗り越えねば。


小泉判断。尖閣の政治的解決。これが悪しき慣例となったとかならないとか。外に敵をつくり内部統治。毛沢東の手法。いまだその呪縛から抜けられない中国かとも。菅にいかなる策ありやと。


早く衝突時のテープって公開したら。正義はどちらか解るのなら。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...