2014年2月16日日曜日

安倍の「あざとさ」

「あざとい」という日本語がある。辞書にはこうある。
“押しが強くて、やり方が露骨で抜け目が無い”と。

きょうも雪のことを書く。昨日も雪掻き。近所で力を合わせ。きょうも朝から雪掻き。正直、この老骨にはこたえます。前の道路でスタックする車。救出に。
こんな裏道くるなよ、って言いながら・・・。

山梨県はひどい状態だとか。いや、だったとか。陸の孤島状態だったとか。
食料品は無い、何も無い。物流が途絶えると一夜にしてそうなる。

立ち往生の車。東名やその他の道路でも然り。福島県でも幹線の国道4号が機能せず。近所の御主人は福島に二泊。帰宅かなわず。
長時間車に閉じ込められていたとか。奥さんが雪掻き作業。

まさに雪害、災害。自衛隊の救出作業はかなわなかったのだろうか。出たところもそうでないところも。

食料品が店頭から消える。停電が続く。まさに「3・11後」の数日間の光景を彷彿とさせる。

国の半分が「機能不全」の中、国の中枢のなんともぼやけた光景。首相動静見ると、午前中は公邸で過ごす。午後2時25分報道各社のインタビュー。31分羽生結弦選手を電話で祝福。54分富ヶ谷の自宅。

新聞は今日は配達されてない。ネットでみた東京の新聞記事。

どう解釈すればいいのか、この「のんびりさ」加減を。ツイッターで現場からの救助要請は山ほど流れているというのに。自分もツイッターやフェイスブックをやっているはずの安倍。そんなもん見てないってことは分かり切っているのだが。
FBには今日になって女房がなにやら一言載せていたっけ・・・。

地元仙台で大震災に会い、家族4人で避難所で暮らし。それこそ食料とて無いような中で。スケートをやめようと思った羽生を横浜にいた恩師が助け舟。

彼自身が言うように、金メダルの原点は、被災地東北にあった。金メダル会見の席でも最初に出た言葉は「東北」だった。あまり笑顔を作らない彼にインタビューアーがその訳を聞く。「東北の現状を思うと笑えません」とかれは即座に答える。

宮城県の仮設にいるお年寄りの男性は言う。「頑張ろう東北とかいた日の丸を持って走ることはないよ。君の姿を見ただけで俺たちは頑張れるぞ」と。

安倍との電話。安倍が言う。「リンクに一礼する姿は、まさに日本人の美しさだと感服した」と。
あのね、安倍よ。たとえば箱根駅伝であっても、倒れこみそうになりながらも、走ってきた道路に向かって頭を下げる選手は多いんだよ。サッカーだって、高校野球だって、選手はグラウンドに一礼するんだよ。「闘いの舞台に、戦わしてくれた舞台に礼をする、それは皆がやっていることなんだよ。スポーツジムのインストラクターだってレッスンの前後にはやっている。
国会の議場で、頭も下げずに足早に去っていくキミの姿を自分ではどう思っているんだい。

羽生の金メダルにあやかっている。それを称賛することで自分をたかめようとする。いやな根性だ。あざといのだ。
ねぎらいの言葉をかけるなら、メダルをとれなかったけれど一生懸命やった選手をこそねぎらえよ。
キミの傲慢な感覚の中では頂点を極めた人にしか関心がいかないのか。
そうだろうな。日ごろの思いあがった言動からはそうなんだろうな・・・。

「弱い者」は排斥する。それがキミ自身の信条なのだろうな。災害で困惑している“国民”はキミの目には入らないのだろうな・・・。

それにしても羽生は立派だったと思う。すぐにでも練習したいという。失敗をしたジャンプに悔いを残して。そして「金メダルを取った今がスタートなんです」という。
頼もしい19歳だ。10代の子に数々教えられるオリンピック。

さすがにNHKとても、見た範囲でのニュースではこの安倍の”祝福“を報じなかった。ささやかな抵抗か。
NHKの問題にしても、立憲主義を否定する発言にしても、安倍の暴走は止まるところをしらない。安倍自民党を選んでしまった国民、安倍を担いだ自民党。
国際的に孤立を深める日本。

「あざとい」人か・・・いるよな・・・。

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