びっくりしました。昨年末あれほど大騒ぎした新型インフルエンザのワクチン問題。インフルエンザはあっという間に終息。あの期間、休校やら学級閉鎖やらに始まって、罹患者は"差別扱い"までされて。優先接種を求める人に保健所の職員はイジメまくられ、寝る間もなく対応に追われ。経済活動にまで影響を与え。
ワクチンが足りない、足りないの大合唱。ところがなんと、いやはやびっくり。1億人分以上ものワクチンが在庫として医療機関には残ってしまっているとか。役所はそれを「備蓄」というが、多分、今年の秋以降のインフルエンザ流行期には、新しいワクチンが開発されるそうな。混合ワクチンが。在庫は無用の長物、使うとこなし。ジェネリックというわけにもいかず。無用の長物化。
"賞味期限"のようなものもあり、結局在庫は在庫。無駄。役所の見通しが悪かったと攻めたり、厚労省の木村なんとかという女性医官は「優先接種を解除しなかった厚労省が悪い」とまたまた身内攻撃。
結局儲かったのは製薬メーカーだけなのか。医療機関も財政圧迫となるのでしょうか。
ひるがえって見れば、あのインフルエンザ騒動。マスコミが過剰報道。ワクチン足りない、けしからんから始まって。流行が終わればニュースにもならず。で、気がついたら多くの無駄な在庫。これをまたマスコミは厚労省の見通しが悪いと攻める。
大騒ぎしたマスコミに責任はないのか。ありますよ。過剰反応、過剰報道。報道をもとに右往左往する関係者。まことに馬鹿馬鹿しい限りと言う他なく。亭主もその伝でいけば乗せられた一人かも(笑)。しっかり優先接種受けてしまっていた。高い金払って。(爆)。マスコミへの免疫力低下かも(笑)。
結局、あの騒動は何だのかと思う始末。テレビに製薬会社のCMが増えたとも思えませんが。このワクチン顛末記、だれかがしっかり検証しないと。24時間態勢、対応に追われた保健所職員さんの思いや如何。