2012年6月28日木曜日

どさくさまぎれの”核条項”かと

福島県石川郡石川町。国道118号を須賀川から30分余り南下していくその町がある。今でもあるだろうか。町の入口にある看板。「ようこそ水晶の町へ」。

石川町に水晶はあるのか。水晶は出るのか。出ない。水晶とはウランのこと指すんだ。町の古老がかつて教えてくれた。なぜそれを知ったか。昔あった巨悪犯罪、吉展ちゃん事件の犯人小原保の出身が石川であり、そのことを知りたくて石川に日参している時に”ウラン“の話に出会った。

第二次大戦中、核兵器を開発しようとした政府や軍部は、石川町に多くの学者や研究者、軍人を密かに送り込み、ウラン発掘に躍起になった。結果、無理な“作戦”だったのだが。

原子力規制庁法案にからんで、原子力規制委員会設置法の条文の中で、原子力基本法を変更する条項が付け加えられた。

2条の基本方針で原子力研究・開発・利用は「平和目的に限る」とされているところに、「安全保障」を加えた。

民主・自民・公明の三党修正協議の中で、自民党から要求があって加えたものとか。しかも、法案の提出者は福島県選出の自民党の吉野正芳。
安全保障の意味について、国会で「核物質の軍事転用を防ぐ、IAEAの保障措置を指す」と苦しい答弁をしている。

安全保障、すなわち我が国の安全保障。米国の核の傘、自前の核武装とつながる言葉のような気がする。見過ごせない。

まさに「どさくさ」に紛れての、消費税政局の中で、あさっりと・・・。

非核三原則は日本の国是とされてきた。最近、それを見直そうと言う動きがある。

原発と核。その歴史をさかのぼれば、車の両輪だったような。核兵器開発が出来ないため、それがいつでも出来るようにという、衣の下の鎧って感じの原子力発電だったような。

核の呪縛からは、どうやっても逃れられないってことか。

原子力規制庁や規制委員会。そこで復活する「安全保障に資する」という、いかがわしい条項。

このこと、大々的に報道し、問題視したメディアは少ない。狂ったように政局、政局、消費税。
それこそこの条項を巡って100時間も国会論戦あってもしかるべきかと

0 件のコメント: