2015年6月30日火曜日

「異常」の中での困惑

事件というものは常に異常ではあるのだけれど・・・

東海道新幹線の中で乗客の男が液体をまいて、自分もかぶってライターで火をつけて“自殺”した。もう一人女性も亡くなったという。
巻き添えを食ったような客も重症者や軽症者が出たと言う。

異常な事件だ。新幹線と言う公共交通機関の中での焼身行為。

事件の詳細はもちろんわからない。その男が何者であり、動機が何だったのかわからない。

昨日、「焼身」のことを書いた。動機や目的が何であろうと、このニュースに接した心境は余りにも複雑だ。推測は出来ないが、この未曽有の事件に暗澹たるおもいがする。

世界一安全な新幹線の中での事件。今後、航空機と同じように新幹線など公共交通機関でも「手荷物検査」などが実施されることにもなりかねない。

今想像できるにはこんなことだけだ。

とにかく今日あった異常な事件。

箱根では噴火があり、レベルは3に引き上げられた。想定内とは言え、自然の異常現象は続く。いや本来は以上では無い自然現象なのだろうが。

事件があれば、かならず市民生活に影響を及ぼす。

1Fの現場では2号機で一時間あたり1,000μ㏜を超える放射線が測定された。まさに異常ともいえる数値。東電では原因不明といい、詳しく調査するといい、今後の作業には影響が無いという。高線量が検出された場所は無人ロボットを投入する「入り口」だったというのに。その“配電盤”は人の手を仮りねば開けられないところだというのに。

除染を進める。その一言だけのような東電。

1Fは未だもって「異常事態」の中であるということを再認識する。

ギリシャでは「デフォルト問題」が起きている。ギリシャの金融事情はまさに異常だ。
当然その影響は日本にも及んでくるはず。EU全体の問題でもあろうし、対処を誤れば世界的金融恐慌にも及びかねない。

人為であろうが自然現象であろうが「異常」をどう考えるかということ。

これらの異常の中で頭の中には困惑だけが広がる。

永田町の中で交わされる「暴言問題」だって、異常なのだ。

福島の地にあって、一つだけ以上では無い「正常」な判断が示された。

原発事故による避難で、その苦痛、ストレス、うつ病を発症して事故後4か月して自殺した浪江の男性。その遺族が起こした損害賠償訴訟。

福島地裁は訴えを認め、東電に2,700万円の損害賠償を命じた。

これで2件目の賠償認定。

遺族は言う。「東電の幹部に家に来てもらって仏壇の前で頭を下げて謝罪してほしい」と。

東電が賠償に要する費用は7兆円を超えたという。さらなる「借入れ」を要請しているとも言われる。

賠償だけでも7兆円のかかるという原発。

日本だってとっくに「債務超過」の国なのだ。財政赤字の国なのだ。
担当大臣はギリシャのことを問われても、マフィアのようないでたちで、答えをはぐらかしている。

異常気象、異常気候は農作物の収穫にもダメージを与えている。

異常、異常・・・。その困惑の中に立ちすくむということ。

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