なんと。もう五月になっています。わかっているようでわかっていなかったような。月日のたつのが早すぎて。五月晴れの昨日今日。夜、月が出ていなかったら五月闇か。
で気がつきました。鯉のぼりと一緒に写った姪の子供の写真が送られてきた。大きくなったもんだと。
鯉のぼりが五月の空になびき。そしてきょうは憲法記念日。まるで昭和の光景のように日章旗を掲げているお宅もあり。君が代、日の丸反対とか、護憲、改憲とかの政治的論議はさておき。軒先にへんぽんとひるがえる日章旗の光景は、光景としては長閑なのであり。
たまさか、買ってしまった冲方 丁の「天地明察」。算術、囲碁、暦。亭主のもっとも不得手とする分野(笑)。なれどついつい読んでしまう。まだ途中ですが。よくもまあ、あれだけ調べてあんな小説書けたものと。亭主には全く出来ない技。
300年続いた徳川幕府。徳川幕藩体制が意を用いた政治の要諦。会津藩主だった保科正之の政治哲学。戦の無い世。時代の構築。改暦。
なぜ戦が起きるのか。戦が必要なのかの説き起こし。戦がないと武士は褒美をもらえず録が減る。戦がないと「軍需湯産業」儲からないから世の中不景気になる・・・。その余波は民百姓まで及ぶ・・・。
泰平を極めた徳川、江戸時代。理想と哲学と理念を持ったリーダーがいた。民の身を案ずる。
やがて世を騒擾とさせるであろう改暦。天皇の権威をもそこないかねないような。そんな大事を民心安寧の策とした・・・・。
江戸時代は改暦、平成の世は改憲か。どうもいまいち・・・・。
ここ数日。風邪の気配高く。病犬の面倒見ありで、この穏やかな五月の気候に乗り遅れている感ありの亭主の日々。うっかりして五月の日乗は朔日に非ず。三日と相成り。頭の中の暦がずれていた・・・(爆)。