2011年11月23日水曜日

評価されない県知事

福島県議選が終わりました。選挙はおわったものの。候補者のポスターを貼った選管の看板はそのまま。
めちゃくちゃ低かった投票率。なんかこれみよがしのように看板は撤去されない・・・。

当選した県議さんたちの県知事への評価アンケートが新聞に載っていました。
震災後の対応評価です。

原発事故への対応を評価する側が19人。評価しない側が39人。政党を問いません。県議会は県知事の原発対応を評価していないという事実。

新人もいるとは言え、県議も知事も政治家。玄人同士の評価。素人の県民感情はもっと厳しいかと。

それは何ゆえか。県知事がほとんどメッセージを発しないからです。ブータン国王のメッセージに感銘を受けた県民からすれば、ふと我に帰って身の周りを見回した時、県知事から何も伝えられていないことに気付いた・・・。

ブータン国王の先導役みたいなことはやっていた。首相や天皇陛下が避難所を視察に来た時にも先導役はやっていた。でも滅多に言葉を発しない。

福島市の大波地区の米からセシュム検出。出荷停止。県知事は黙して語らず。
少し前、「安全宣言」の時は顔見せてなにやら得意そうに、安心したと喋っていたのですが。良いとこだけには顔を出す。

県知事と東電の間には、いろんな意味で緊張関係がありました。福島県の歴史。
原発事故。緊張関係は崩れました。

東電の面会を拒否し、やっと会ったら罵倒。閣僚が来県すると「国の責任で。国の責任で」を言うばかり。

数日前の全国知事会でも福島県知事の発言があったのかどうか。記事にはなっていなかった。

県知事と言えば、古いたとえですが、「一国一城の主」。領民の、民の安寧のために、言葉を発し、希望を与え、「幕府」ともっともっと交渉すべきなんですが。

「いついつまでにこうする。何をする」。そういう見通しを、展望を述べないと。

この知事のもとでは夢も希望も無い。福島県を去った県民も多くいる。単に放射能がこわいだけでなく、先の見通しがないなかで見切りをつける。
県の人口が激減している理由の一つに知事の不作為があるのではないかと思ってしまう。

沈黙は金ではない。不安と焦燥感を産む。
任期はまだ3年もある。黙っている知事に黙っている県民・・・。

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