2011年11月13日日曜日

八か月遅れの結婚式

きょうはこれから東京。結婚式に行ってきます。

現役時代の会社の女子アナウンサー。目出度くの披露宴。なぜか亭主も招待され、しかもスピーチ付き。物好きな女の子もいたもんだ(笑)。
そう言えば、在職時に言われてました。「私の結婚式には是非出席してくださいね」。「わかった。花嫁衣装見たらブスって言ってやるから」。
彼女が福島にいたのは4年間位か。大学出てたまたま入社。ここ何年かは東京でフリー。そうそう、福島時代は女子サッカー、東電マリーゼの担当でした。

足しげくJビレッジに通っていました。ブログも連日マリーゼでした。

当初予定していた披露宴は3月14日。その三日前の震災、爆発事故。結婚式の会場だった東京の明治記念館も地震で半壊。当然ながら延期になっていた宴。

事前に購入していた新幹線の切符。震災後しばらくしてから駅に払い戻しに行きました。まだ新幹線は運転再開してない頃。駅舎も半壊のまま。やっと裏道通って入れた駅舎。みどりの窓口。

「ご迷惑をおかけして申し訳けありません」。なぜか謝罪する駅員さん。
「あんたのせいじゃないよ。謝ること無いよ」と慰める亭主。この時ばかりはJR東日本の駅員さんに“好意”覚えた記憶あり。みんな一生懸命に仕事し、みんな、どこかやさしかった・・・。

さてさて問題はきょうのスピーチ。ま、新幹線の中で考えますが。勢い、震災、原発に触れなければならない。東京で東京に人を前にして何を言うか・・・。

ま、成り行きと雰囲気で。

久しぶりに見る神宮外苑のイチョウ並木。葉はおちているのかどうか。落ちていたら数葉拾ってこよう。

またもやとんぼ返りの東京行。「事前に連絡してよ~~」とこの前コメントで怒られた先輩女子アナにまた怒られるの覚悟で。

八か月遅れの結婚式。なんかドラマチックやな。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...