2014年7月29日火曜日

福島県知事選と“金め”が絡んできた

福島県知事と石原環境大臣、根本復興大臣がきのう都内で会談した。
中間貯蔵施設の問題でだ。

地元出身の根本大臣が何を言ったか、どういう立ち位置なのかはわからない。どこも報道しないから。単に“同席”していただけに過ぎないのかもしれないし。ま、それは置いといて・・・。

これまで国の買い上げ、国有地化を言ってきたのを、地権者の地上権を30年間認める借り上げも選択肢に入れた。
地方振興交付金を、これまで大熊、双葉としてきたのを県内全域を対象とする。

国が示した新たな提案。

しかし、県は追い打ちをかける。交付金はいくらなのかと。国は答えない。
「中間貯蔵施設受け入れが正式に決まったら言う」と。

結果、物別れ、先送りってのが概要。

なぜか最近の福島県知事、佐藤雄平は強気のように見える。

なぜか。

10月26日投票と日程は決まっている。11月16日投票の沖縄知事選は仲井真現知事と翁長那覇市長が立候補を表明している。
仲井真知事は国の地域振興策、2021年まで毎年3,000億円と引き換えのように、辺野古移転を了承した。もう去年の話だ。

辺野古の海は今、反対運動の人たちが激しく抗議している。国も奇策ありの強行ありので、そのうち、「血が流れる」事態にもなりかねない。

滋賀の知事選は負けた。福島、沖縄という連鎖は政権にとては避けねばいけないこと。命運を決める。

沖縄は仲井真に賭けた。帰趨はわからないが。

福島はどうする。自民は県連含め「独自候補擁立」を決定している。しかし、その候補が決まらない。五里霧中なのか。いろんな人の名前があがり、そして消えた。各方面に触手を伸ばしているが決まらない。

雄平に勝てる候補を探さねばならないのだ。しかし“火中の栗”を大方が拾いたがらない。

なんとなく強気になった雄平。三選立候補の意向を固めたのか。とも思える。


県民の多くは、3・11での、そのあとのさまざまな様子をみてきて、雄平に失望している。

彼とは古い付き合いだ。渡部恒三の秘書として。
優秀な秘書ではあった。でもリーダーの器ではない。3年前に思いっきり書いたが。“福島の悲劇”の象徴としても。

恒三氏が「三選をやれ」と“指示”したという話も聞く。叔父さんの命令だ。

たいした“玉”ではないにしろ、自民党は雄平は嫌だ。雄平が勝つかどうかはわからないが。県民がいまなおどれくらい支持しているのかはわからないが。
前回は相乗り。今回は独自候補。いまさら自民は不戦敗というわけにはいかない。立てねばならない。
誰だ・・・。

「最後は金めでしょ」と“名言”を吐いた石原。やはり“金め”に拘る。交付金の金額を明らかにし、出すことにすれば、それは雄平の“手柄”になる。
そうそう手の内を明かすわけにはいかない。なにかと引き伸ばしにかかるのだろう。殿の側のご指示もあるはず。

まさか10月まで引っ張るとは思えないが。自民の候補決定待ちってことじゃないかな。

その辺を同席した大熊、双葉の町長は感づいている。彼れらの反応も微妙だ。

住民不在の政府と県のやり取りとも映る。

中間貯蔵施設が決まらないと、出来上がらないと、県内あちこちの仮置き場に置かれた“汚染土”は行き場が無い。

なんか中央の政争、政局に福島の住民は、巻き込まれていく・・・。

そんなことなら・・・。最終処分場が決まるまでは中間貯蔵施設は受け入れない。県外移転が場所を明記した確たる文書で確約されるまでは。そういうふうに最初から言った方がよかったのかもしれない。

民主党政権で、米軍基地、県外移転という鳩山の戯言に騙された沖縄県民の轍を踏まないためにも。

すべてに於いて、福島県民は傷ついていく・・・。

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