2014年7月15日火曜日

「経済」こそが戦争の原因なのだ

安倍晋三という人は、ある意味正直な人だと思う。調子に乗るとけっこう“本音”を言う。オブラートに包んだような物言いもあまりしない。鎧の下の衣ってのは時々あるけれど。

ホルムズ海峡の機雷除去。「中東のホルムズ海峡が封鎖されれば、日本経済に相当な打撃となる。武力行使にあたる機雷掃海をすることはあり得る」。そう国会で断言した。

戦争が起きる主要な原因。なぜ戦争が起きるか。経済問題なのだ。それは歴史を見ればわかること。

大陸の権益擁護。日本には圧倒的に無い資源。それを求めて、それが封鎖されたから戦争に拡大した。

そして、戦争が起きれば、必ず軍需産業は潤う。洋の東西を問わず。

戦後の日本の経済成長。それは、日本は直接関与しなかったが、朝鮮戦争の特需だったのだ。

電気とうエネルギー。それを求めて原発が出来た。経済は成長した。原発関連産業は潤った。

経済を前面に据えれば再稼働だってあたり前ってことになる。

“原発戦争”だって、主因は経済。

そう割り切ってしまえば、集団的自衛権論議は、なんだかばかばかしくさえなってくるのだ。

さてさてきょうの国会。どんな論議が交わされているのか。テレビを見ている時間無し。

なにやかにやと慌ただしくあり。きょうは短文にて。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...