往時ヒットしたニューミュージックの曲。「学生街の喫茶店」。ガロ。その曲の最後の決めの歌詞が「時はながれて~~」。
いやあ、びっくりしました。今日の朝日新聞の閉じ込み。「BE」。歌の旅人って企画だったか。この曲が取り上げられていて、その喫茶店のモデルがどこだとか。お茶の水に絞って。
なんとモデルでは決してなかったと思うけど「画廊喫茶ミロ」が大きな写真で紹介されている。たまらく懐かしい、懐かしい。
いえね、亭主は学生時代、この喫茶店でバイトしていたんです。夕方から夜中まで。練習とバイトとどう両立させていたのかは記憶にないのですが。一日500円。
写真で見る店内。昔と変わったような変わらないような。客は明治大学の学生が多かった。記事によると今は客は学生よりも昔の学生だとか。三島由紀夫が常連だって書いてあるけど会ったことはなかった。
母と娘と二人でやっていたけどおかあさんは亡くなったとか。結婚した娘さんがやっているらしい。写真の奥のカウンターに見える白髪のおばあさんがきっとあの娘さんだ。
記事にはお茶の水界隈の喫茶店の名前が次々と。大半を覚えている。名曲喫茶だったりした、丘・田園・ウイーン・・・。
なんで「ミロ」でバイトすることになったのか。中学の友達で明治に行った吾郎ちゃんの紹介だったと。日給500円。夜11時閉店。便所掃除して電車に飛び乗り。初台で降りて駅前のラーメン屋に駆け込む。なにせまかないなんてなかったし。その毎日。一時期。
ガロのこの曲が流行ったころ、思い浮かべたのはもっと小川町寄りの店だった。一日中ナットキングコール。それかハワイアン専門の店。作詞した山上路夫さんはモデルの店は明かしてないとか。きっとこの「ミロ」が当時から存在している唯一の店だったからでしょうか。
とにかくびっくり。今度上京した時は寄るぞ。生きてるうちに一回行っておかないと。そう、どんな様子になるのか邂逅。
まさに、時は流れて~~ってことなんでしょうが。枯葉が舞う季節ではなく、今日は雪が多く舞っています。
2011年2月12日土曜日
“チェルノブイリ”異聞
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