2011年3月9日水曜日

ドミノ

新聞にもテレビのおどろおどろしいタイトルスーパーにも「ドミノ。ドミノ・ドミノ現象」って字が踊る。

政権崩壊に向けてドミノ倒しのように閣僚が辞め、離反者が出て・・・ってことなんでしょうが。
一社が使うのならまだしも各紙揃ったようにドミノ、ドミノ。ドミノってドミノ倒し、将棋倒しのような状態を言おうとしているんでしょう。あまり上手い表現ではないですな。マスコミは言葉を扱いながら言葉が貧困。

ドミノってのサイコロみたいなゲーム。それを並べて倒すような遊びが出来てから、日本では将棋の駒を並べて倒して遊ぶのが流行ってからドミノ倒し、イコール、ドミノってなったのではと。

将棋倒し。並べ方にコツがある。間隔も問題だし、歩から倒しはじめても王様まではいかない事もある。

ギネスブック挑戦のドミノ倒しゲームも途中で頓挫することがある。

今、政界で起きている現象をうまく表現しようとして使った言葉だとは思いますが、なんで見出しまで一斉なんだろう。真似してるんだ、きっと(爆)。

今日は歯医者さんに行く日でした。玄関で靴を脱いで上がろうとして、思わずけつまずく先客女性患者のブーツ。これも流行なんでしょうか。ブーツ、ブーツ。しなびた大根を無理矢理立たせているみたいに脱がれているブーツ。邪魔なんです。年寄りはけつまずく。転びそう。日頃の鍛錬。踏みとどまる。ブーツは倒れる。横に。隣のも、そのまた隣のも。おお、ブーツのドミノ倒しだ。

故意じゃないですよ。倒した亭主が悪い。現象的には。
本意に非ずも、一応端の方つまんで現状復帰させておきましたよ。

うん、無用の長物。故意に倒してみるのも面白いかも(笑)。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...