2011年3月27日日曜日

この国の姿 その9

この国にはリーダーという人が存在しないものだとつくづく知らされた。真の指導者がいないということを。少ない情報の中で言えば、自衛隊と消防、警察だけだったような。リーダーたる人物がいたのは。優れた現場の指揮官を見たのは。それと小さな村の村長、町長くらいか。

この国のリーダーは菅直人という男である。議会制民主主義の下ではいたしかたなく彼を指揮官にせざるをえない。

その男が、リーダーとしての能力を全く持っていなかったこと。最大の不幸である。彼がすべての国民の生命を担っているかと思うと絶望的な思いに駆られる。その器ではない。

リーダーとは国家においても然り。自治体においても然り、企業においても然り。優れた識見、決断力、判断力、そして先を見通した想像力。それを兼ね備えた人で無くてはならない。

菅直人の無能さが暴露されたのが原発事故。一部報道では「臨界ってなんだ」と数日前言ったといわれる。なにをかいわんや。

同心円を引き、退避命令を出せば事足れりと考えているような。全く違っている。そのためのどれだけ多くの人が「不幸」の陥ったか。追い込まれたか。

危機管理能力全く無し。いくらでも今日に事態にならないような原発事故の「拡散」は防げたはず。国と言う権力を履き違え、地方自治体を無視し続けた。国と言うからには官僚も居るはず。その官僚さえ遠ざけ、自分やその周りの人間でなんとかできると考えた。東電に乗り込み怒鳴ればなんとかなると考えた。浅はかなリーダー。
先を見通さない指示は混乱に拍車をかける。それすらわかってない。

どこかに、だれかに任せることもできない。

原発事故。東電を説き伏せ、すべてお任せしますと国際社会に頭をさげてお願いしなさい。IAEAの指揮下に入りなさい。IAEAには英語で書かれた報告書を出しなさい。日本語で付け焼刃のもの出したとかで元外交官は電話してきて怒りまくっていた。

菅による人災。これだけははっきりした。指示、指示を乱発するなよ。枝野。

宮城・岩手の震災復興も誰か有能な人に任せなさい。危機管理能力が備わっている人に。

福島県知事はどうか。リーダーとして。東電に怒りぶつけているだけでは県民の生命財産を守ることにはならない。

枚挙にいとまの無い政治の無策。無能、無策のリーダーの下で死者が増え、不安が増加し、生活が脅かされていく。

首都圏の人に聞いたというフジテレビの”世論調査”。46%もの人が原発事故対策を是とし、内閣支持率は30%を超えている。この温度差。

スポーツ選手や芸能人の募金活動。こころが伝わってくる。政治家からは相変わらず何も伝わってこない・・・・。伝わってくるのは諦めだけか。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...