2011年3月19日土曜日

この国の姿

多分、地震のせいでしょうがパソコンが機能しなくなり、いや、機械ではなく回線。無線ランでは接続出来ない状態になっています。

すっかりご無沙汰というか閉店状態のからから亭。いま、ちょっと”間借り”しての営業。本当の実在する飲食店さんは殆ど閉店、でも、どうにか開店にむけての努力がされているようです。

一週間前までのこの国は情報化社会といわれ、あらゆる人が、様々な形で情報化社会の恩恵を享受してきました。

大地震と巨大津波。通信インフラをことごとく壊し、携帯電話も機能せず。突然情報過疎におかれた人達は絶望感とパニックに襲われます。

なんの疑いもなく当然として受け入れてきた様々な先進文明。それがことごとく破壊され。

新聞の情報は余りにも遅すぎます。勢いテレビに頼る。テレビが伝えているものは何か。テレビとしても初めての経験。何をどう伝えるか模索の中の情報提供。誤報だって含まれます。その誤報ほどまことしやかに伝播される・・・。何を伝え、何を伝えなかったのか。伝えたことに誤りはなかったのか。やがて総括が求められる。

ここ最近ツイッターというツールを我々は手に入れた。真偽取り混ぜてツイッターからは様々な情報が吐き出されています。紙面に反映されない取材結果をつぶやく新聞記者。テレビ記者。既存のメディアが取り上げない情報が140文字の中で吐き出されて行きます。市井の人達が身近に起きていることを訴えます。悲鳴もあります。善意もあります。

「拡散」。この二文字を使ってツイッター情報が言の葉になって伝えられ増幅されています。

東京電力の原子力発電の事故。一番知りたいのが情報。それが開示されているのかどうかさえ分からない状態。

政治は機能しているのか。していない。党利党略が渦巻いている。乗り切れば政権浮揚などを考える総理大臣。ついに与野党救国内閣を呼びかけると、政治的思惑でそれを断る自民党。

国民の生命、安全、財産を守るとういうのが政治家に課せら使命であるにも拘わらず。党利党略に走る国会議員なるものを国民は見放す。なんの役にも立たないやつらを。原発20キロ圏から30キロ圏に行けよ。その実態をみてこいよ。

マスコミ報道を信じるかどうか難しいが、菅は「東日本はつぶれる」と言ったという。馬鹿な。
間抜けな顔して記者会見。言うべき言葉はただ一つ。「東日本はつぶさない、この国は俺が守る」。嘘でもいいからそう言うべき。彼がもしリーダーであるならば。

これがこの国の姿・・・。

助け合っている被災地の人達がいる。子ども達も。パニックに陥って停電を嘆き怒り、買いだめ買い占めだけに奔走する首都圏の人達がいる。

多くの善意やその行動が思うに任ぬような規制をする権力。風評を信じ、被災地に向かわない運転手もいるとかいう。

それもこの国の姿・・・。

原発の現場では己の死を賭して、死を覚悟して、メルトダウンは俺が防ぐと作業を続ける人達がいる。東京ではわけのわからぬ記者会見に一回でたまま”雲隠れ”状態の社長がいる。大企業の社長が。担当大臣は物流拠点や燃料輸送の確保など、美味しい話になると饒舌に説明する。原発のことでは出てこない。対策本部で情報に接しているというのに。

確かな情報が無ければ噂は噂をよぶ。根も葉もない噂が拡散されていく。

いつか来た道の戻っていくような、今のこの国の姿・・・。

近々また綴ります。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...