郡山に住む若い母親がテレビに出ていました。放射能と戦う母親。線量計で家の中や庭を測りまくり。
「避難しようかどうか迷っているんです。娘の将来を考えると。でも、今のこの暮らしを捨てたく無いし・・・」。
“有名”なキャスター氏曰く。「国や県は何もしてくれないんですか」。いつも何でも知ったかぶりで喋っている人。なんでも知ってるような態度の人。
「はい、自分たちで考えないと。子供はこの暑いのにマスクと長袖で学校に行っているんですよ・・・・」。
スタジオの新聞記者さん曰く。「そんな状況なんですか、知らなかった」。バカも休み休み言え。しらじらしくもよくそんなこと言えるな。新聞記者だろ。
「話を聞いてくださってありがとうございました」ってお母さん。とにかく不安の塊なんです。
同じ郡山。場所によって線量違うけれど・・・。
原発避難民が大勢います。避難所に仮設に。富岡町と川内村の人たち。少なくとも川内は郡山より線量低いのに。子供たちはTシャツ一枚で走り回っています。
郡山から避難しようとする人。避難してきた人。亭主の中で埋まらないこの乖離。市役所が把握している避難した人2,600人。避難してきた人1,800人。
一時帰宅をした富岡の人が詠んだ歌。
「ふるさとは無音無人の町になり 地の果ての如く遠くなりたり」
「“ただいま”と主無き家に声かける 懐かしき匂いにこえあげて哭く」
様々な人間模様。
南相馬の牛。「暫定基準値」を上回った放射性物質検出。肉の一部は消費者に出回った。メディアは大騒ぎ。牛肉はもう食べられないような。
付け足しのような“専門家”のコメント。食べただけでは健康に影響ないです。
危険性ありでは大騒ぎ。大丈夫の記事は小さく。
計画的避難区域の人の内部被曝検査。検査結果はベタ扱い。健康に問題ありませんが結果だった。
菅よ。毎日、福島県産の牛肉を食え。細野も枝野も。食え、食え。安全対策さえ取り得ない政府。せめて自らが食べての贖罪のすすめ。そうでなければ福島県の畜産農家は全滅だ。
畜産農家よ。牛の分まで生きてくれ。
2011年7月13日水曜日
“チェルノブイリ”異聞
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