2011年7月13日水曜日

同じ郡山に住んで・・・

郡山に住む若い母親がテレビに出ていました。放射能と戦う母親。線量計で家の中や庭を測りまくり。
「避難しようかどうか迷っているんです。娘の将来を考えると。でも、今のこの暮らしを捨てたく無いし・・・」。

“有名”なキャスター氏曰く。「国や県は何もしてくれないんですか」。いつも何でも知ったかぶりで喋っている人。なんでも知ってるような態度の人。
「はい、自分たちで考えないと。子供はこの暑いのにマスクと長袖で学校に行っているんですよ・・・・」。
スタジオの新聞記者さん曰く。「そんな状況なんですか、知らなかった」。バカも休み休み言え。しらじらしくもよくそんなこと言えるな。新聞記者だろ。

「話を聞いてくださってありがとうございました」ってお母さん。とにかく不安の塊なんです。

同じ郡山。場所によって線量違うけれど・・・。

原発避難民が大勢います。避難所に仮設に。富岡町と川内村の人たち。少なくとも川内は郡山より線量低いのに。子供たちはTシャツ一枚で走り回っています。

郡山から避難しようとする人。避難してきた人。亭主の中で埋まらないこの乖離。市役所が把握している避難した人2,600人。避難してきた人1,800人。

一時帰宅をした富岡の人が詠んだ歌。

「ふるさとは無音無人の町になり 地の果ての如く遠くなりたり」

「“ただいま”と主無き家に声かける 懐かしき匂いにこえあげて哭く」

様々な人間模様。

南相馬の牛。「暫定基準値」を上回った放射性物質検出。肉の一部は消費者に出回った。メディアは大騒ぎ。牛肉はもう食べられないような。
付け足しのような“専門家”のコメント。食べただけでは健康に影響ないです。

危険性ありでは大騒ぎ。大丈夫の記事は小さく。

計画的避難区域の人の内部被曝検査。検査結果はベタ扱い。健康に問題ありませんが結果だった。

菅よ。毎日、福島県産の牛肉を食え。細野も枝野も。食え、食え。安全対策さえ取り得ない政府。せめて自らが食べての贖罪のすすめ。そうでなければ福島県の畜産農家は全滅だ。

畜産農家よ。牛の分まで生きてくれ。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...