2011年12月11日日曜日

あれから9カ月

あれから、3.11東日本大震災から9カ月。きょうもあの日と同じように寒いです。
あの日の、あの時刻を過ぎました。日本列島各地で、相変わらず地震が発生しています。鹿児島では震度4だった・・・。

30年以内にマグニチュード9の地震が起きる確率は30%だと学会は言い始めた。その“予兆”のような自然現象の変異が伝えられる。

9か月。被災地では至る所で“鎮魂”の営みが行われ、この大災害を「風化」させにようにと陸前高田市では、モニュメントが建てられ、神戸から送られた「希望の光」が点灯されたという。

9か月にして、「風化」という言葉が使われ始めている。何をもって風化というかはともかく、人の“意識”ってそんなものだろうか・・・。

「風化」を象徴しているものは、政治の「劣化」なのだろう。政治家達の思惑は被災地を忘れたかのように、もちろん、予算や復興計画は作られているのだが、ただただ「嘆かわしい」と思えるようなことばかり。
党内融和だの選挙がどうだだの。どうでもいいことなのに。

「風化」どころか、原発事故は依然進行中であり、いいしれぬ恐怖感や厭世感が、きょうのどんよりとした天気のように続いている。

国は「汚染状況重要調査地域」というのを設け、それに指定された地域には除染のための財政支援を行うとか。その基準は年間1ミリシーベルト。毎日発表される測定値。郡山は測定地点の県の合同庁舎前で。0、75マイクロシーベルト。年間1ミリを毎時に換算すれば0,23マイクロシーベルト。

ということは我が家も「重要調査地点」ということか。

終わりの見えない道。未知との“闘い”。疲れ果ててきていようとも。

放射能をめぐる話は、ますます過激さを増しているような感あり。風化は及びもつかない。

せめて「風化」という字に「風花」をあてて束の間の平常心を取り戻そう。

風花の風を残して消えにけり。今日の朝日俳壇にあった一句。風は汚染を消してはくれないが。

昨夜の見事なまでの皆既月食。見る人の心を動かした自然の美。自然は人々の心をどう忖度しているのか。心とは多分無関係にさまざまなものを送りこんでくる。意志は無い。見る人のこころの在り様がどうとらえるかだけ。

自然には意志は無い。自然は人間に無関心だ。先週の塾で取りあげたテーマ。

自然が配布していったものを、人間の心が「風化」させてはならないと思うのですが。

4 件のコメント:

TACO さんのコメント...

落花有意随流水 流水無情送落花 「従容録」
流水、無心にして落花を送る。落花、流水に随う。
-自然に身をまかせ合う-美しい理。
然れど、落花ならぬ放射能では風の無心が憎くもあり。
自然と人工物は未来永劫相容れずかと・・・。

亭主 さんのコメント...

tacoさま
自然と人工物。まさに対極にあるものかもしれない。
自然を壊して人工物をどんどん作る。この愚は今度の被災を体験しても多分人類はやめようとしない・・・。
再生エネルギー、自然エネルギーっていうものにどれだけ「力」があるかはしらないけれど。それとても懐疑的に思えてしまうような。

あさきゆめみし さんのコメント...

皆既月食 こちらでも見えましたよ。直前まで雲に隠れていた月ですが 天の配慮か11時ころには切れ間ができて 最初から最後までハッキリと。この次は3年後とか。そのときには復興のめどがつき、福島の方々も心穏やかに見られるようにと月に祈らずにはいられませんでした。ついでにワタシの四十肩(?(笑))も治りますようにとお願いしました。腕が後ろに回りません、トホホ。

亭主 さんのコメント...

あさきゆめみしサマ
お久しぶりでした。良かったですね。天体ショー見られて。
長生きして次回も見たいものと。そのころ、ほんと福島がどうなっているのやら。
天変地異定かならず。
将来よりも目先の30肩(笑)がよくなりますように。