2012年2月9日木曜日

「福島」と「沖縄」

以前も書いたような気がするが・・・

亭主が主宰する塾で、去年話したことがある。まずフクシマとヒロシマ。「原子力」による被害者として、いわれなきレッテルを貼られ、いわれなき「差別」に身を置くことになったという共通項。

歴史の事実としてある「ヒロシマ」を我々は語る資格を持ったと。

そして、放射性物質に汚染された土壌などの廃棄物。仮置き場、中間貯蔵施設、最終処分場。政府が何十年先の事を言っても、県外に持っていくことは無理だ、不可能だ。多少なりとも“危険”を伴うということは、それが善悪を問わず、思いこみであったとしても、受け入れはあり得ないと。

福島原発が供給する電力は首都圏のためのものだった。その延長線には全国がある。需給バランスが国中で確保されていた。にもかかわらずだ。

国会。衆院予算委員会。普天間基地をめぐる論議が交わされている。
今の日米交渉の話はともかく・・・。

沖縄の米軍基地。日米安保条約にもとづいた基地。数多くの危険性をはらむ。米軍基地のプレゼンス、存在は日本という国にとって“有益”とされている。
しかしー。沖縄の負担軽減ということでの県外移転。それはどこも応じない。かたくなに拒否する。“危険”を沖縄県民に押し付けたまま。

このところ「沖縄問題」が再燃してきた。再燃と言っては間違いだろう。継続案件だったのだから。

普天間海兵隊の一部を岩国基地に移転という話がまた浮上した。岩国市長は断固拒否という。なぜか。危険だからだ。封じ込めなのだ。

岩手や宮城の瓦礫でさえ受け入れ拒否を言う人たち。まして福島のものを。あり得ない。福島県内封じ込め。

苦しみを全国民が共有する。そんなことは多分絵空事。

沖縄には基地を持つがゆえに国から金が交付金が渡される。原発地域にも金が渡されていた。今も渡されている。寄付金という形の不透明な形で。電力会社からの。

基地とカネ。原発とカネ。悩ましい問題だ。少なくとも原発賛成と言っている人にカネがわたっているという前提での議論は間違いだ。政治の世界でもどこでも、カネは反対という人を懐柔するために使われる場合がままある。

田原総一朗が最近“暴露”した事実。当時の野中官房長官から内閣官房機密費1,000万円を持ちこまれたという話。田原は政権に与していたわけではない。むしろ大いなる批判派だったから、彼の“言論”が宮沢内閣退陣の導火線だったという、“権力”にとっては“敵”だったから行われたカネの問題。

TBSで放送中の「運命の人」。沖縄返還協定の密約を暴いた毎日新聞政治部記者だった西山太吉がそのモデル。そのドラマの中に記者とカネの話が登場しているらしい。読売のナベツネがそれに喰いついている。「俺はカネを貰ったことはない」と。場外乱闘、どんな展開になるのか。どうでもいいことだけど。

西山太吉は旧知である。しかし、彼については何も語りたくはない。

西山太吉、澤地久恵、山崎豊子・・・。
沖縄と福島と。ようやく、文壇や論壇で語られ始めてきた・・・。

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