2014年4月15日火曜日

元気ですか。

元気ですか。
「元気だよ」
そう言って笑える日まで、
いつまでだって待っているから。
このふくしまで、東北で、
ずっとずっと待っているから。


フェイスブックにカバー写真というのがある。自分のページの背景の壁紙とでもいえばいいのか。
これまでは「白紙」だった。たぶん、気持ちが「白かった」か「空白」だったからだろうか。

昨日、ウインドウズ7に替えたのをきっかけに、そのカバー写真を載せてみた。
「お友達」から反響があった。

その写真は「元気」という字だ。だけど字にはなっているけれど、その字は写真の切り貼りで作られている。

友人の版画家が作ったもの。橋本弘喜という男。彼は基本的には福島の風景を描き続けている。
県内をくまなく回ってきた。そこで撮ってきた写真の数々。東北を映した写真の数々。

それを一枚一枚切って、キャンバスに貼り付けて、「元気」という字を完成させた。

もちろん「3・11」後。版画家としての出来ることをやるという動機。
その写真には彼の半生が込められている。

彼は毎年カレンダーも作っている。その表紙にその字を使った。

そして、遅まきながらそれを使わせて貰った。

字の脇に小さく書かれたコピーがいい。それが冒頭に書いた5行。

数年前のふくしまであり、今のふくしまでもある。そこに込められたメッセージは。

我が家の犬の名前もたまたま「ゲンキ」。

「3・11」を体験している。あれ以来、地震には極度に敏感になった。外出、つまり散歩も制限されていた。何をどう感じているのか思っているのか。

スポーツ選手にも元気という名前の選手がいる。無条件でその選手を応援する。


弘喜ちゃんのこの版画を見るたびに、俺も元気でなくてはならないと思う。
そう、彼の言う通りだ。元気だよって笑える日まで。

日常会話でも元気は飛び交う。「元気だった?」「元気してた?」「元気そうでよかった」・・・。

弘喜ちゃんが作品を通して発しているメッセージは、また一味違うって思う。

「いやいや、カネが無くたって元気が何より」。
そう言い残したさっき友達の一人が顔を見せ、帰っていった。

「元気」ってなんいかいい言葉のような気がする。

もうひと踏ん張り。「から元気」でも出してやってみっか。書いてみっか。

そうなんです。きょうはコラム原稿の締切日なんです。

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