2013年6月19日水曜日

「高市発言」を伝えないテレビ

どうも、やはり、テレビの報道はおかしい。きのう夜、7時以降のテレビのニュースを見ていた。NHKの7時のニュースでも、9時からのニュースウオッチ9でも、その前のルーカルニュースでも、テレ朝の報道ステーションも、TBSのニュース23も。

夕方のニュースでは映像付きでやっていた局もあったと聞くが。

夜、見ていた範囲の中では「高市発言」については伝えられていなかった。NHKはサミットでの安倍を持ち上げる。古館は安愚楽牧場の詐欺事件を。その事件は、さも原発事故による牛への汚染が原因であったかのように。破たんはすでに20年前からも予感されていたことなのに。

報道ステーションという番組について言えば、古館の発する「コメント」は局の意見なのか、彼個人の意見なのか。
番組制作には「古館プロジェクト」という制作会社が大きく関与している。彼が“経営”する会社だ。何をニュースとして取り上げるかは、そこに“任せられて”いる比率は高い。

かつて彼は被災地で大見栄を切っていた。「たとえ番組を降ろされても原発については伝え続けていきます」と。一時の“興奮”が言わせた言葉か。あの時の勢いは消えたような。

昨夜のテレビ。原発関係で伝えられたのは原子力規制委員の新安全基準の事。きょう、6つの原発の運転再開申請を受け付けることが決まった。
どこの運転再開が認められるかはわからない。
昨夜は「廃炉」になる可能性がある原発のことも伝えられていた。廃炉にするためには25年間。費用は何百億円。それは電気料金に上積みされると。

費用を見、料金に上乗せ。ならば「再稼働」の方がいいじゃないか。そんな印象を持つ人だっている。

なんかおかしいのだ。テレビの伝え方は。

高市発言に関しては、予想通り“釈明会見”があった。政治家が得意とする「のらりくらり」。真意が伝わって無い・・・。福島のことは知ってるつもりです。
何を知っているのか。
「綸言汗の如し」という言葉がある。多くの政治家はその言葉を知っている。
言葉があることだけは。
君主が一度口にした言葉は、訂正したり取り消すことができないという意味。漢書にある。政治家を君子とは全く思わないが、それは命すべき言葉なのだ。

政治家の言葉が軽すぎる。今に始まった事ではないが。

彼女は松下政経塾出身だ。あの塾では何を教えていたのだろう。松下政経塾は政治屋の養成所になったような。選挙のテクニックだけ教えているのか。
政経塾出身者は多い。自民党に限らず民主党でも。彼らがこの国をダメにした。

故松下幸之助は、多分、嘆いていることだろう。幸之助さんが政経塾で一番学んで欲しかったのは「上に立つ物の人間学」だったのではないかと。

予想通り官房長官は高市をかばった。「前後を見ると、そんなに問題になるような発言ではなかった」と。何で“前後”を見たのだい。

野党の批判はともかく、自民党の福島県連は困惑している。怒っている。憤している。高市への抗議を伝えると言う。県内の自民党員、自民党支持者はどうすればいいのか。黙視するのか。
「無かったこと」には出来ないはず。

参院選への悪影響を懸念する声もあがっているという。当然だ。

何かあるとよく言われていた、言われる「任命責任」。そんなこと問われるのかな。

野党は辞任を求める。辞めさせれば痛手。置いておけば遊説の要員にもならない。安倍ちゃんも結構悩んでいるのかも。

0 件のコメント:

憲法と個人~憲法記念日に思ったこと~

「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」 憲法13条の規定。幸福追求権の条文とされている。 世情はこの条文から大きくかけ離れた状況の中にあるような...