2011年5月19日木曜日

ケツを拭けよ

嫌なコトバ使ってますね。この亭主は。ケツを拭けよなんて。尻ぬぐいに替えましょうか(笑)。

日々変わる原発の状況。日々変わる政権の動き。ま、それを追っ掛けて記事にするってことだけでも大変だってことは十分理解できるのですが。

あまりにも時々刻々のせいか。かつて報道してきた事の”続報”はすっかり失念している。

最近の放射能汚染状況を伝えるメディアは、どうも「危険」に舵を切ったような。1,3号機爆発直後は、安全とかなんとかの論調。しかし、裏では取材自主規制、立ち入り規制のスタンス。

放射能がどれほど危険なのか。数字と測定器のいたちごっこ。外部被曝でも、内部被曝でも良くないってことは当たり前。じゃそれがどれほど危険なのか。

ガンにかかる率が増えるってことだけなのか。近い将来。医学者も定見持ちあわせず。いろんな学者がいろんなこと言う。

学者は定見もって発言し、それが間違いだとわかったら、ちゃんとシリ拭いてよねって。

爆発事故直後、原発作業員3人が被曝。ニュース速報にはじまって追っ掛け病院から中継。どれくらいの報道陣が投入されたことか。その報道ぶりは最悪の事態を思わせるようなものだった。

結果、一応権威ある医療機関で「異常なし」の診断。なんの治療も無しに退院。途端に報道陣も消えて。
この3人、その後どうなったのか。まだ現場で仕事しているのか、辞めたのか。なんの報道も無し。後追い記事無し。殆ど忘れられてる。

原発で作業中の60代男性死亡。メディアは放射線によるものとの刷り込みあり。結果心筋梗塞。もはや後追い無し。どこのだれだったか、心筋梗塞をおこした原因がなんだたのかの後追いも無し。被曝じゃなければニュースでないってことなのか。ケツ拭いてよ。なんであれ原発事故現場で一人の人が死んだって事実は変わりないんだから。

きのう、20キロ圏内の犬やネコの話を書いたら今朝の朝日新聞県内版。県の職員が犬は百何頭、ネコも数十匹保護してきたと。まさかからから亭を朝日新聞が見ていたとは思えませんが。(笑)。

で、その保護されて来たペット立ちの処遇が大問題とか。飼い主と再会できても飼い主は避難所。飼うこと不可能。帰れるまで待ってくださいとお願いだとか。誰かが預かる、引き取る。それが可能ならいいんだけど、もちろんボランティアやNPO法人でやってる人達いるけれど、物理的限界あり。

亭主も真剣に考えましたよ。一匹くらいは引き受けようかと。ただ、今いるゲンキくんとの折り合いがどうなるか。うまく相性がいい子と出会えるか。表で飼うことは出来ず。室内で。ゲンキは自由、その子はケージじゃとてもじゃないが不公平。といって両方自由にしたら相性によってどうなるか。オスとオスは無理っていうのが経験則。近所の犬たちとの触れ合いの中で経験済み。オス、メスにしたら・・・・。どっちか去勢ってのも・・・・。お互いにストレスになっても・・・。真剣に悩んでいます。澪は去勢されたメスだったけど。性格が穏和だったけど。悩ましい選択なのです。

土壌汚染あり、側溝の汚染度高いというのが衆目の一致するところ。散歩だってどうする・・・。もちろんケツは拭いてあげますが。

ともあれ、何に対してもケツを拭かない菅政権。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...