2011年5月24日火曜日

年間20ミリシーベルトのこと

放射線量、年間20ミリシーベルトの暫定基準をめぐって福島の都市部は揺れています。
文部科学省が腰ダメで決めて県や市、教育委員会に通達した学校での、子供達の「被曝基準」。

世界の放射線専門家が集まった国際放射線委員会が指針として出しているのが1ミリシーベルトから20ミリシーベルト。20は一時間あたりにすると3,8マイクロシーベルトに相当するとか。

原発事故の前は1ミリだったのが、事故後には緊急措置ということで20ミリに。それに怒った小佐古って参与さんが辞任した。小佐古の涙が親たちの感情に火をつけた。

きのう、文部科学省の前には福島県の親たちという人達が集結。基準を下げろと申し入れ。怒号飛び交い。

こどもをどうやって守るかは親として当然なこと。「最も弱い立場にある人をどうやって遇してきたかがその国の文明度を問う尺度」だとも言われている。

放射線管理区域の「しきい値」も、時間あたり0,6。専門家といわれる学者さんたちの意見も分かれる20ミリシーベルト。大方の結論。「わからない」。影響が出るかどうか。「少ないに越したことはない・・・・」。

福島の中通り。福島市から郡山。毎日毎時1,4マイクロの数字。年間20ミリっまでならOKと言われて親が不安がり、怒るのも当然かと。

「福島の親たちが立ち上がった」というスローガン。文科省前には500人の親と報道。中には「モルモットにするな」ってスローガンも。これ見ると違和感あり。自分の子供をモルモット呼ばわりのような印象。

そして集会の一番前にいるのがあの派手な色の服をきたどっかの政党の女性党首さま。なんだい、がっかり。やはり”先導者、煽動者”いるんじゃないか。

子供を守るための行動。当然。無策な政府は誹りうけて当然。

文科省の役人めがけて投げかけられる罵声はどうもあまり福島県民ぽくない。確信犯の運動家のように見えて。

「福島県から子供を外へ出さないようにしたのがこの20ミリ」と訳知り顔で言うテレビ。

基準線量値を下げたらどうする。通常の1ミリにしたら親たちはどうする。対策についての要求見当たらず。

自治体や学校は困惑。ただひたすら校庭の表土を削る。入れ替える。

誰にもわからない20ミリの安全性。数値見直しだけが子供達を守ることかどうか。

学者でさへわからない危険度。心配でたまらない親心。親心は限りなく純粋であれ。どっかの党首に引率されて、まさかとは思うけど、党勢拡張、政争の具に親心が利用されないように。

政治家が出てくると官僚は引く。そして抵抗する。

国と親と政党と。そのハザマで苦悩するのが自治体の首長。校長。

基準値下げても現状は変わらず。大気の現状は。さてどうする・・・・。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...