原発事故1号機の海水注入中断問題。国会でやりあったが誰の指示だったのか。結局藪の中。またまた思う。この政権の脆弱さ。
水が注入されなければ「ヤバイ」ってことは誰しもわかっていること。それを何で中断したのか。はっきりさせなければ被災者の怒りはますます増幅される。
原子力安全委員長。斑目。まだらめ。名前をもじっていうわけじゃないけど、どうもデタラメって読めてしまう。
「再臨界の可能性はゼロでは無いが、危険性については言っていない」。注水をやめれば危険なのは当然と。菅に聞かれたから言ったと”証言”。
菅は「海水注入なんて聞いていなかった。知らないからやめろとかなんとか言えるわけがない」。
東電発表の文書にあった文言。それを政府に訂正させたとか。官邸に当時いたはずの東電関係者を参考人で呼ばなくっちゃ。東電所長の話も聞かなくっちゃ。もっとも吉田所長は現場で陣頭指揮中。停めるのが先だけど。
政府の統合本部が発表した文書がデタタメってことか。ならそれを書いた奴を処分しないと。こんな最悪の有事に誤記なんてあり得ないこと。
藪の中、藪の中。誰も見ることが出来ない。
藪をつついて蛇を出すとの諺あり。危険なことはするな、余計なことはするなってことの例え。字句通り読んでみましょう。
菅さんよ、藪をつつきなさい。ま、あんたが藪の主なんだろうけど。藪の中にいる悪い蛇たちをあぶり出しなさいよ。空き缶でつっついて。
政権内には悪い蛇がまだまだ棲息している。冬眠から覚めた蛇が。人心一新。参与なるわけのわからぬ取り巻き全部首。安全委員会も解体、出直し。
藪の中から蛇を出せ。
きょうの朝日歌壇。「ふるさとは無音無人の町になり 地の果てのごとく遠くなりたり」。富岡町の女性の詠む。
役に立たない人間の顔をした蛇どもが地の果てを作った。
ベントの時期をはじめ、原発めぐる藪の中はますます広まる。まだまだ、原子力という人間が作った悪い蛇が紅蓮の火を発している。毒蛇の舌のように。
2011年5月23日月曜日
“チェルノブイリ”異聞
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