2014年10月14日火曜日

「台風」で思うこと

昨日は“疲れた”一日でした。
午前中だったか。フェイスブックのコメント欄に「からから亭読めない」という書き込みが。
まさかと思って覗いてみたら、おかしくなっている。

要は、ドメインの期限切れ。嗚呼・・・。自力回復出来ないのです。“管理人”さんに依頼して、お金を払ってもらい、夜には“復旧”したのですが。管理人さんも忘れていたみたい。更新を。
きのう“ご来店”いただいたお客様失礼いたしました。懲りずにお付き合いを。亭主謹白ってことですか。

ネットってちょっとしたアクシデントがあると、けっこう疲れるもんなんです。わが身にとっては。
“管理人”さんが言っていました。
「早いもんですね、もう“開店”して9年ですよ」って。とりあえずあと3年延長ということで。

台風19号が気になっていました。最初は超大型、スーパー台風といわれていたこともあり。テレビを見っぱなしってのも疲れるもんです。

列島縦断。

なによりも気になるのが、あそこ。1Fの事なんです。汚染水漏れが激しくなったり、何らかの損傷があったり、人的被害があったりしないかと。

NHKがずっとやっていた台風特番。1Fのことはほとんど触れられず。たまに字幕スーパーで夜間の作業は中止、クレーンは折りたたんだなどが散発的に流れるだけ。

1Fで被害があったのかどうか、高潮は防げたのか。今日、東電は会見でなにか言っているのでしょうか。

台風一過と皆が言っています。たしかに今朝は秋の青空が広がっていました。虹も見られました。
でも、やはり、ありきたりの表現を使えば「爪痕」は各所に残されて行った。

偏屈な爺と叱声を受けるかもしれませんが、台風一過って安堵の表現がどうもいただけないのです。

一過。原発事故だって、いわば「一過」のように思われているようで。1Fに台風被害が及んでいなければニュースにならない。そういうことじゃないんだとおもうのです。

1Fのみならず、土台が固定されているかもわからない、いわばプレハブの仮設住宅のことだって。もろに強風かぶっていればどうなったかなと。

台風列島、地震列島、火山列島なんです。この国土は。だから、以前にも書いたけど「オオカミ少年」でいいのです。

タイムライン防災計画というのがあるようです。事前防災行動計画というのが。
台風の上陸時を0として、時間をさかのぼっての防災計画を決めていく。
交通から、避難勧告から、消防や自治体の体制整備とか。120時間前から策定していく、実行していくというもの。

それが今回効を奏したかどうかはわかりませんが、大惨事には至らなかったような。

とにかく早めの対処ってことなのです。不便を蒙ったひとも大勢いるようではありますが。

NHKでアナウンサーが言っていました。「雨戸を閉めて外出は控えて」というようなことを。これはちょっと笑えた。
いまどき、雨戸のある家ってどれくらいあるのだろうって思ったから。

子供の頃、ラジオしかなかった頃、列島には台風がかなり押し寄せてきていました。古い家。雨戸を閉めて、かんぬきかけ、表からたすきがけに板を打ち付けて。何回もやったもんです。
台風のたびに停電していました。ろうそくの灯りの中で、通り過ぎるのをただ待つのみだったころ。

そして、あのころの気圧はミリバールで呼ばれていて、台風には必ず名前が付いていた。
キャサリン、キティー・・・。女性の名前ばかりでした。それがヨロシクナイってことで、今の第何号にかわったのですが。

変なはなし、名前があったほうが惨事のことは記憶に残りやすいような。

ともかく台風はまた来ます。一過で一喜一憂ってこと必定。

台風の予報に合わせて今日は多くの学校が早々休校が決定されていました。結果は「空振り」。でも、これとてもよしとせねばならいのかも。
休みになって子どもたちがちょっと風のある秋晴れを喜んでいるのかどうかはいざ知らず。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...