2013年7月28日日曜日

「水」をめぐるさまざまなこと

昨日夕方、郡山も雷雨・・・。たまたま“例会”あって出かけねばならず。冠水した道路があちこち。車のフロントガラスは視界10%・・・。
ビール祭りの花火も結局中止。
隅田川の花火大会も中止になった。

きょうも豪雨に襲われているところがある。もう雨はいらないと住民はいう。
水不足で深刻な影響をうけているところもある。干上がったダム・・・。

護岸の工事をしても、道路の排水施設を改良しても、完璧な水対策は出来ない。
雨乞いをしても、降らないところには降らない。

水不足も言われる。取水制限が“発令”される。途端にメディアは騒ぎ出す。
「水」の無駄遣いをやめようとか、正しい水の使い方とか、“専門家”が、いや、都知事までもが「シャワーの正しい使い方」の“緊急講義”。

「湯水のごとく使う」という“古語”を引き合いに出しての蘊蓄も。説教をたれる新聞のコラム氏。


一昨年3月12日以降、原発事故後のそこは、「水」が、全てのカギを握っていた。ヘリから水がまかれ、多くの放水車が終結し、キリンと呼ばれる消防庁の放水車のノズルから水がかけられ、海水を引いて・・・。

水が入るかどうか、かかるかどうか。水がこの国の命運を握っていた。“原子炉”に水が注入され、どうにか次なる爆発を抑えられた時、みんな「水」に感謝した。

町には水を求める人たちが長蛇の列を作っていた。給水車に人たちは群がった。

今、「そこ」では水が厄介者になっている。大量の汚染水。汚染された地下水。
放射性物質に“汚染”された水は、以前から、海洋に流出している。

そしてトレンチなるトンネル内からは、23億ベクレルという数値の水が“発見”される。あの事故直後の数値を同じレベルの線量。

冷却するための水が発する蒸気、湯気にも高濃度の放射性物質が・・・。

23億ベクレルという数値は何を意味するのか。それが海洋に流出し、海を汚すということだけなのか。
湯気の“正体”は。誰ものぞけない原子炉建屋の中はどうなっているのか。

汚染された地下水のことも、トレンチの中のことも、東電はとっくに知っていたに違いない。

それの“発表時期”をめぐってさまざまな見解が示される。

全ての情報源は東電にある。露見する前に“対策”が打てると過信していたのだろうか。
発表したということは、お手上げ状態だということを暗に言っているのか。

いくら責めても東電を責めても問題は解決しない。
国の規制委員会は「調査」の指示を出すだけ。政府は音無しの構え。

地質学者や海洋学者は何も語らない。いや、語れないのだ。現場を知らないのだから。

原発事故現場。結局何も変わっていない。変わっていない。いや、変わったのかも。「悪い方向」に。より「深刻な方向」に。

収束宣言は撤回しなさい。国を挙げての対策を考えなさい。

そう言っても耳を貸す人はいないのだろう。福島の一つの場所でのことだけ。そんな割り切り方をしているのかもしれない。国は。

山口や島根では物凄い豪雨だとテレビは伝える。

そんな豪雨があの現場に、無防備にさらされた残骸の上に降ったら・・・。

ちょっとでも想像してごらんよ。とんでもないことになるかもしれないのだから。
まさに「日本沈没」になるのだから。
雷が、現場のどこかの電気系統に落ちる可能性だって皆無ではない。豪雨の中、復旧作業なんて出来るわけがない。

「水」をめぐっての悲喜こもごも。いや非々だらけだ。でも水は、雨は、自然現象として、人の「営み」には無関心だ。

健康のため、美容のため。高い水が飛ぶように売られているという現実・・・。

汚染水をろ過し浄化するシステム。アルプスも近々稼働中止になるという。

濁流の災害はすぐに忘れられるだろう。でも、数年前にあった台風災害の水禍の後は、今も生活に影響している。たとえば只見線。


そして誰も解決策を持たない原発事故の後処理・・・。重大事故は継続中なんです。

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