2012年5月7日月曜日

「叫び」 ムンク&ふくしま

地震が大地の咆哮なら、竜巻や豪雨は天の攪乱か。
最近また地震は多いし、大雨は降るし、竜巻までもが人命を奪う。

自然が叫んでいるのかとも・・・。

福島県の裏磐梯に諸橋近代美術館というのがあります。サルバトーレ・ダリの作品を収集した世界一の美術館。

先日、フェイスブックに諸橋英二館長の投稿あり。
ムンクの「叫び」美術品史上最高額の約96億円で落札と。
驚きましたね。早速コメント。「買ったの?」。ほどなく返信コメント。「瀬川さん>落札者は当館ではありません。誤解を招くコメント失礼しました。でも美術館には遊びに来て下さいね」。
時々サザビーのオークションに行く彼のところに届いたニュース速報だったのか。

それはともかく、ムンクの「叫び」。4部作の一枚。96億円。ムンクの母国ノルウエーの人が個人で所有していたもの。“売上げ金”でムンク美術館をより素晴らしいものにするとか。

メディアで紹介されるこの絵。

口をあけているので、ムンクが叫んでいるものと思われがちですが、そうではなく。ムンク本人が 「自然を貫く果てしない叫び」 を聞き、それに怯え耳をふさいでいる姿だという解説。

“ムンクの世界”はもちろん精通していませんが、下世話に「あいつムンクの叫びみたいな顔しやがって」なんて言ってた時代もあった。

解説にある「自然を貫く叫び」というのが、今の亭主には「フクシマを貫く果てしない叫び」と読みとれて。

ハタからガチャガチャいう奴に「なんかモンクあっかい」と叫びたくなる時も。

それにしてもこの大作を競り落とした人が気になる。非公表だといわれるけれど。一説には中国だという話も。中国は世界中の名画などを買い集め。「美術大国」目指しているといううがった話も。
日本にも大金持ちや大企業もある。この絵を競り落として「ふくしま」で展覧会やってほしかったな。福島に持って行けば、放射能に汚染されるなんてバカなことを言わない方々だっているはずだし。
そしたら、世界中からふくしまに人が来る。ムンクに会いたさに。東電や政府が買えるわけないし・・・。都知事にも無理だろうし。尖閣よりムンクだ(笑)。

フクシマにムンクの絵がある。そんな空想、夢想することくらい許してもらえるだろう。

ダリの作品に「時計」というのがあります。時間が違った時計。そこにダリが込めたメッセージ。悠久の時と現代の時の差異だとか。

なんか、我々も二つの時計を持ってしまったような・・・。

諸橋近代美術館、もっか開館中。企画展、ウオーフォールやピカソの「僧院」などの版画もあるとか。滋賀県大津美術館の貸出。放射線をクリアして・・・。

ピカソもなにかメッセージを発してくれているかもしれない。絵画の込められた作者のメッセージは果てしない、時空を超えている。すべての時代に普遍的に伝わる。

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