ピークシフトプラン。またまた「新語」登場です。時間帯別料金。
東電が家庭用電気代値上げにあたって打ち出した料金体系。
新料金体系を選べば節電によって電気代を抑えられる可能性もあるという。電気代抑えられたら困るんじゃないの? 経営不振で国からカネ貰って、さらに値上げしてどうにかしようってことじゃなかったのか。
7月から9月までの夏場は夜11時から朝の7時まで、夜間電力料金を設定する。1kwh、12,13円。昼間、電力需要の高い午後1時から夕方4時までは1kwh、53,29円だとか。約5倍の差。通常料金の半額の夜間料金。
夜11時になると、一斉に家庭の洗濯機が回りだす。電気掃除機が動き出す。
例えば安普請のマンションやアパート。亭主も経験あり。深夜の隣の部屋の洗濯機の音や掃除機の音は、騒音。うるさい。「騒音」を巡って隣人といさかいになる可能性だって有り。
主婦は、主夫も、独り者だって、夜中起きていて家事をこなす。寝不足、健康にも影響あり。勢い、音の静かな洗濯機を買うはめに。勢い、音の静かな掃除機を買うはめに。家電屋さんは、またも繁盛か。
騒音が問題にならない家ではタイマー付きの洗濯機購入しなくっちゃ。
昼間は外出。クーラーの効いたところで3時間過ごす。例えばスーパーやデパート、人が大勢入れば勢い冷房強くしないと。そこの使用電力量は上がるぜ。
ただ入っているわけにもいかないので、なんか買うって事になっちゃうのかな。
昼間は人がいない。それがわかれば空き巣も入りやすくなろうってってもの。
経済評論家と称する人たちはテレビで滔々と説明する。「賢い電気の使い方」を。
家庭の中にだって電気を必要とする器具をつけた病人だっている。外出出来ない高齢者もいる。温度調節機能が劣る高齢者。そんな施設は・・・。
だれもかれもが「外」に出られるわけが無い。出かければ、ガソリン代や交通費がかかるし。
つまらない「ぼやき」のようですがね。
「ピークシフトプラン」なる新料金体系、なんか電気代値上げの言い訳け、そのための小細工のようにも思えるんですが。
とりあえずはこれ、東京電力管内の話し。原発再稼働無しでは電力が10%以上も不足すると政府がお墨付きを与えてしまった関西電力管内。電力使用制限令だとか計画停電の実施とか。その上、節電、節電。どんな「小細工」が飛び出してくるのか。
待機電力の“常識”とかなんとか、電気をめぐる生活の知恵がどんどんテレビで語られるでしょうね。
節電のためにテレビは放送時間を短くしろとか。24時間営業のコンビニは止めろとか。
数年前までは、道路が暗いから犯罪が起こると防犯の観点から道路を明るくする運動なんてのが“流行”だったけど。
電気をめぐっての悪知恵、小細工、便乗商法、多々出現かとも。保温ポットや保温電気釜はダメですよ。電気くうから。
冷凍食品も売れなくなるのかな。
考えていればキリが無い。やれやれ・・・。
でも節電はしないとな。パソコンもこまめに切らないと。省エネモードにしておかないと。
結局、是を「認可」するかどうは経産省。枝野が向く「方向」は??
「いまのところ”影響はありません”とはまさか言うまいに。
2012年5月14日月曜日
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