2012年5月10日木曜日

"コミュニティー”で感じたこと

冒頭、余談。きのう夢物語というか夢想譚を書いたけれど、今朝の新聞にあった沖縄の記事。沖縄県民に“独立”を望んでいるという人がいると。なぜか、
根底にある「差別」への反抗だと。
いろいろな意味で、形で、「ふくしま」に対する“差別”も明白だ。だから・・・夢想譚が現実味を帯びてもおかしくは無いのかとも。

共通の意識“差別”。共通の環境“被害者”。独立国とはそんな中での大きなコミュニティー・・・・。

先月から町内会の班長という“役目”が回ってきました。受け持ちは16世帯。

以前から気になっていたのです。郡山のはずれの一角にある町内会。コミュニティーとしてどういう存在なのだろうかということ。

16世帯の半数以上は、どんな方々か承知していません。まして家族構成や電話番号なんて。町内会長さんだって最近になっての知り合い。

個人情報っていうのがあるから・・・・。最初の班長会議なるもので言われた言葉。近所付き合いをなんとなく疎遠にしているかのような個人情報保護法かとも。

先月、一軒、一軒を訪ねました。短いあいさつ文の自分の電話番号とメールアドレスを書いて。「なにかわからないことや不明なことがあったら連絡ください」と。
どこからも反応はありませんでした。

過日、資源物収集の回覧版をまわしました。これまで我が家では回覧板は次のお宅にはなるべく手渡しするようにしていたのですが。どうも大方はポストからポストへの“回覧”の様子で。

数日後、あるお宅から電話がかかってきました。「おい、班長かい、俺はなんとかだけど、名簿にある次の家がわからない。どうなっているんだ」とのどなり声。「今、行きますから」。そのお宅に伺いました。挨拶文を持って行った時は留守だった家。玄関先におっちゃんが立っていました。
「あんたが班長かい、今までは目の前の家のポストに入れておけばよかったのに順番変わっているから、次の家がわからないじゃないか。面倒くさいことするな」。「そこの、あんたの家の、それ、その家ですよ」「おお、この貸家かい。この家との間には敷居作ってしまったから、回っていかなくっちゃならない。なんで俺がそれをしなければならないんだ」とのお言葉。「しょうがないでしょ、順番なんだから」。おっちゃんは怒りながら敷居をまたいで隣家に向かいました。わずか数メートルの。
「よろしくお願いします」と言ったものの腹が立って腹が立って(笑)。

次の回覧。町内会費徴収のお知らせ。今月20日に集金に伺います。御都合の悪い方は都合のいい日を連絡くださいとまたまたメモを添えて。

目と鼻の先のお宅からメールが来ました。その日はいません。その前の金曜なら午後からいますと。午後伺いますと返信しましたが・・・。

怒鳴ったおっちゃんのいう「知らない家」。それは富岡町からビッグパレットに避難してきていて、仮設からその4軒並んだ貸家に移った方々です。

数日後、雨の日。その富岡の人が4軒分の町内会費をまとめて持ってきてくれたのです。一年分まとめて。

いろいろ考えさせられました。人間模様というか、隣近所の在り様というか。
富岡の人たち、“境遇”が同じということなのか。関係が“濃い”。
何年いるのかしらないけど、郡山の人たちは“薄い”とも。

我が家の隣近所の数件は仲良しです。子供たちは遊びにくるし、手作りのお菓子を持ってきてくれるし・・・。一昨年は路地で花火やバーベキューやったりしてるけど。

コミュニティーって何だろう。3・11以降考えていた自分の周りのコミュニティーの事。

近くにある農地の一面。震災以降、田んぼが廃土と廃棄物の置場にされてしまっています。町内会は違うのですが。ちょっと達の悪い産廃業者にそこを貸してしまったらしい。その地主さん。でも町内会での動きなし。亭主はお節介と知りつつも“事情通”の友人を介して市や警察、その業者にクレームいれたのですが。廃棄物は多少減ったものの、まだどっかから持ち込まれてくる。見て見ぬふり、知っててしらんぷりと言ったような。行政の対応とて然り。明らかに法に違反してるはずなのに。風が吹けば廃土は舞い散る。近所は洗濯物干せない。熱くなれば異臭も必定・・・。動かない隣の町内会。名前も家も知らないけど怒鳴る込みに行こうかな、その町内会長さんとこへ。そんな“不穏”な思いも頭をよぎるのですが・・・。

多分、来月は市を挙げての街ぐるみクリーンアップ作戦の日がくると思うのだけど。どうすっぺ。

2 件のコメント:

白い花ミズキ(もう終わりそうですね) さんのコメント...

ド田舎のお付き合いは、
人が来ればお茶飲んで!!
一寸あがって!!

宅配便のお姉さんにも玄関先でお茶出して。

おすそ分けは当たり前
困った時はいつでも頼みあう

今も昔も、そのままです。

亭主 さんのコメント...

終わりそうなハナミズキさま
それが今風に言うコミュニティーの原型ですよね。
「熊さん醤油貸して、はっちゃん味噌貸して」飯舘村の“哲学”です。