我慢して耐えましたが、昨日、一昨日の暑さは凄かった。
もはや国民の間に刷り込まれてしまった「節電」というコトバ。節電に越したことは無いのですが。
テレビの節電キャンペーン。ものすごいです。節電グッズ。節電対策。熱中症予防のあらゆる“方策”。
マスコミこぞってやれ「サマータイム」だの、休暇の取り方だの。
「電力需給量」。この数字って東電がだしてるものでしょ。何万キロワット、供給量の90%越えとか。この数字ってホントなのかって疑ってしまう。
散々騙しに騙してきた、隠しに隠して来た東電。まったく信用、信頼を失ってしまっている東電の数字に右往左往ってのがなんか納得いかない。
酷暑、電気が足りない、足りないってあれだけマスコミがやれば、危機感募るばかり。で、我慢にも限界が来ると、やはり原発がないと・・・って思わせるような話題ばかり。
意図はしてないものの「原発必要」ってことにマスコミが使われてしまっているような。
気象庁の予報も暑い夏。この酷暑にどれでけ人が耐えられるか。根をあげてしまうのでは。
省エネ、節電キャンペーンは新たなビジネスモデルも作り出している。なんでもかんでも省エネ商品。
なんか異様な光景にさえ思えてくるのですが。
自然エネルギー。太陽光パネル。電力量確保するために、またもや新たな「利権構造」が生まれないとも限らない。
とにかく電気が無いと生活できない。世の中動かない。もうそんな文明社会が確立されてしまっている。経済活動全般も含めて。
電気が足りない世界でどうやって生きていけるのか。この夏はどうにか我慢出来ても、この冬は。来年の夏は。冬は灯油が高騰するでしょう。
扇風機は売り切れ状態だとか。まさか扇風機の買占めってことは無いでしょうが。被災証明書がネットオークションで出品される時代・・・。
本当に電気は足りないのだろうか。凄い疑問なんですけど。あの数字の信憑性は。みんな発表数字を信じている。それに従って行動している、我慢している。電気を使えば“非国民”になる・・・・。
2011年6月25日土曜日
“チェルノブイリ”異聞
ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...
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新しい年となった。雪の中だ。 良寛の詩作を引く。「草庵雪夜作」の題名。 回首七十有餘年 首 ( こうべ ) を回(めぐ)らせば七十有餘年 人間是非飽看破 人間の是非看破(かんぱ)に飽きたり 往来跡幽深夜雪 ...
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