2011年6月27日月曜日

「測定」した後は・・・・

放射能の恐怖から、不安から解放されない日々・・・。当初は福島県だけのことと思われていたのが関東地方にも、いやその他の地域にも及んでいることが判明するにつれて「測定」が日常の光景に。

なにやらメディアの関心も関東地方に。0.4マイクロシーベルトもあろうものなら「きゃ~~高い」と。こっちは毎日1.3から4.0の中で暮らしている。

週刊誌の見出しはまさに放射能汚染列島。この「ムード」よろしくないですよ。

「年間積算放射線量は20ミリシーベルト」。信用出来るかどうかはともかく国が決めた基準。今の数値では県内の一部を除いては超えることはまずない。

「数値に振り回されないで。日々の測定値に」。

福島県民は200万人余り。全員の健康調査を実施するとか。私事ではありますが、亭主はX線検査を去年は二回やっている。たしかCTもやった。16年前には放射線治療。かなりの被曝者かと。

ま、亭主の場合だととりあえず問診票というか行動調査票あたりが回って来て、もう100日以上も前の行動なんて記憶にないけど、あまり意味ない表とにらめっこして終わりかと。仮にホールボディーカウンターで内部被曝の線量検査したらどうなるんだろう。興味だけは無きにしもあらず。

きょう浪江町の住人が10人ほど専門機関の検査を受けに行きました。どういう結果が出るのか。受診者のひとりの方が言っていました。「はかってもらって安心したい」と。

そうなんです。測定とは安心の確保なんだと。

放射能の影響。癌が言われてきました。しかし、専門家と称する人たちによれば、もちろん全員ではありませんが。他の健康被害もありうるとか。しかし、いくらでどうなるかなんて医者だってわからない。

もし、仮に年間20ミリを超えるであろう、いや仮にすでに超えてしまった人がいたらどうするの。治療方法みたいなものはあるの。ヨウ素は安定ヨウ素剤なんて言われたけどセシュウムは?。

被爆量を軽減する医療ってあるの?この疑問、答えは聞いたことない。

広島、長崎の経験は今回は生かされないのか。

県民全員が20ミリシーベルト超えていないことを祈るのみ。

“チェルノブイリ”異聞

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